4060 MK2
Olegtron 4060mk2は、革新的なプログラミング方法で信号とシーケンスを作成できるコンパクトなオシレーター/デバイダーです。電子部品をパッチボードに挿しこんでいくことで、様々な実験的なシンセサウンドを鳴らすことができます。Olegtron 4060mk2をスタンドアロンのサウンドジェネレータとして、またはモジュラーシンセサイザなどのさまざまなマシンに対する制御電圧（CV）信号ジェネレータとして使用できます。 CVジェネレーターとして4060として使用すると、大型のシステムを必要とするような複雑な結果を導き出すことができます。
Olegtron 4060mk2を使用するのに電子的な知識は必要ありません。さまざまな電子部品を試してみることで、どのように動作するかを知ることができ、プログラミングがより体系的になります。同梱される抵抗とコンデンサは、より分かりやすいように色分けされています。
Olegtron 4060mk2の名前は、集積回路のCD4060チップに由来しています。これは4000Bと呼ばれる一連のCMOSロジックチップに属し、シリーズの他のチップとシームレスにインターフェースします。CD4060には、10種類の異なる周波数を出力する、周波数調整可能な発振器と分周器が内蔵されています。
またOlegtron 4060mk2にはCURRENCYノブが搭載されており、電流を制限してあえて弱い電源をシミュレートできます。多くのサーキットベンディングの手法のように不安定な動作を作り出し、様々な音の実験が行えます。
革新的なパッチボードはPOWER、RESET、DIVIDER、OSC、7bit SAWセクションで色分けされており、I/Oセクションとジャンパワイヤーや同梱される様々な部品（抵抗、コンデンサ、ダイオード、光センサー(LDR)、トランジスタ、LED）を使用してセクションを自由につなぎ様々な音響を生み出すことができます。
使用例
● スタンドアローンのサウンドジェネレータ
● シンセコントロール：CV、クロック、ゲート信号、モジュラーシンセとの接続
● サーキットベンディング：トリガ、ピッチ変調するなどへの利用
● DIYのためのテスト信号発生器
● サウンドマニピュレーションやライトシーケンス
様々な異なるコンポーネントを試してみることにより経験しながらよりシステマティックなプログラミングを学習することができます。4060にはダイオード、NPNトランジスタ、PNPトランジスタ、様々なLED、セラミックキャパシタ、電解コンデンサ、インダクター、抵抗、電線など沢山のコンポーネントが付属しています。様々な組み合わせでパッチボードを接続していくだけでどんどん面白いサウンドが飛び出します！
またサウンド出力がステレオ仕様になっており、ミキサーなどでステレオに振れば、かなり空間のあるサウンドメイクが可能になります（アサインによってモノラルでも利用できる）。ステレオ出力のペアが４系統もあるため、かなり複雑な音響を構築できます！
2013年にリリースされたOlegtron 4060は、MK2バージョンにアップデートされました。
新機能のリストは次のとおりです。
・最大8つの信号入出力用の4つの3.5mm TRSステレオコネクタ
・見やすく色分けされたパッチボード
・7ビットソージェネレータ内蔵：バッファード鋸波形およびランプ出力
・ACアダプターにも対応（センタープラス、9V）*9V電池駆動も可能です。
・バッファ付き仮想グラウンド
・ ”Link sleeve”ジャンパー - 電圧レンジを設定（0-9Vレンジ+/- 4.5Vレンジ）
・FREQノブ
・周波数コンデンサを追加するためのフロントパネルのソケット
・優れた精度と快適性のために大きなノブ
★日本語の取り扱い説明書はこちら
https://cdn.shopify.com/s/files/1/0344/8215/9749/files/olegtron-4060mk2_manual.pdf?v=1608040164
【ご注意】
・製品は9V電池（別売）、または9V(センタープラス）電源アダプター(別売）で駆動いたします。電池はトップパネルのネジを外して設置してください。
・設定によって大音量が出力される事があります。必ずスピーカーやミキサーなど外部デバイスの音量を最小にしてからご使用ください。
・対応する電源アダプター（極性センタープラス！）はこちらで一緒にお買い求めいただけます。
★日本語の取り扱い説明書はこちら
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