Beat Freqsのアイデアは、古くからウェブ上で公開されている回路図、"beat frequency indicator "から始まりました。最終的にはオリジナル "Beat Freq "のCV、ポット、XNOR出力の代わりに、12のゲート出力と多くの点滅LEDを追加して、ユーロラックモジュラーで実用性の高い仕様にモディファイされました。

Beat Freqsは、IN1とIN2の2つの端子に信号を入力し（もちろん片方のチャンネルだけに入力しても動作はします）、どちらが高い周波数を持っているかによって、リング上に配置された4つのLEDが時計回りまたは反時計回りに点灯するものです。その度にLEDに対応する出力端子からゲート信号がアウトプットされます。回転の速さは、周波数が近いか遠いかを示しています。つまり同じ周波数の信号であれば、LEDは1つだけ点灯するということです。

このモジュールの動作はかなり独特で、ゲートが急に出現する、円形のLEDディスプレイがピクピクと動く、数回転した後に2つのステージの間でつっかえたり、もたったりすることもあれば、1カ所で揺れ動くこともあります。

入力信号はオーディオレートでもクロックレートでも好きなものをフィードしてみてください。このモジュールはかなり予測不可能ですが、常に有用なパターンをジェネレートできるのが特徴です。

パネル上には4つのゲート出力と円状配置された4つのLEDのセクションが4組あります。これらの4つのセットは以下のように、それぞれ異なる性質をもっています。

1. 最も上に位置するLEDセットは、メイン出力です
2. 上から2番目のLEDセットは、メイン出力の半分のレートで動作します
3. 上から3番目のLEDセットは、対角線上のLEDの間でジッターを発生させ、ペア間でステップを実行します
4. 最も下に位置するLEDセットは、一番上のセットと同じようなペースで動作しますが、連続したパターンではなく、バーストで動作します。

• 8HP