Razor

Razorは、Mutable Instrumentsの"Blades" デュアル・マルチモード・フィルターの正確なハードウェアレプリカです。

2つのチャンネルごとに装備されたステートバリアブルフィルターは、ローパス、バンドパス、ハイパスをノブで連続可変できる特別なタイプなので、それぞれの中間的なフィルター特性にも設定できるのが大きな特徴です。

また入力段にはそれぞれCVコントロール機能付のウェーブフォールディング・ノブがあります。ラウンドソフトクリッピングから2段構成のウェーブフォルダーまで連続可変するノブを調整できるため、ソフトな倍音から、激しいオーバードライブまで対応できます。

ROUTING ノブ はデュアルクロスフェーダーです。CCW に回しきった場合はフィルター 1 のみ、CW に回しきった場合はフィルター 2 のみ、そして 12 時の位置では両方のフィルターがミックスされます。フィルター2のインプットに信号をパッチングする場合、ROUTING コントロールは単にフィルター1と2のアウトプットの間のクロスフェーダーとして機能します。

SHIFT（フィルターカットオフカップリング）を点灯させると、フィルター2のカットオフ周波数は、フィルター1のカットオフ周波数と相対的に設定されます。例えば、フィルター2のFREQUENCY ノブが12 時の位置にあるとき、両方のフィルターが同じカットオフ周波数を共有します。ノブを12 時の方向へ回すと、フィルター2のカットオフ周波数はフィルター1のカットオフ周波数に追従しますが、上方へ（または下方へ）トランスポーズされます。

フィルターは自己発振させることができるため、1V/OCTをトラッキングできるオシレーターとしても利用できます。片方のチャンネルをオシレータとして、もう一方をフィルターとして使用するような応用も簡単です。

各CV入力にはアッテヌバータがあり、CVモジュレーションの楽しみを拡大することができます。

ユーロラック・マーケットの中でも最も優れたデュアルチャンネルのフィルターモジュールであり、Mutable InstrumentsのBladesを再現した価値のあるモジュールです。

モジュールはAfter Later Audioの完璧な製造工程により精密に組み立てられ、パーフェクトなテスト工程を経て出荷されています。最高精度でのキャリブレーションを行うため高品位な測定機器を使用し、ハイレベルな製品のみをユーザーに届けています。製品にはご購入日から一年間の保証期間が用意されています。
 

オリジナルのMI Bladesモジュールの動画です