Stereo Compress
Quality compression in playable form.
BugBrandならではのサウンドメイクのセンスと、リッチなアナログサウンドが同居するデスクトップ・ステレオ・コンプレッサーです。
伝統的なブリティッシュ"VCA"コンプレッションは、ステレオバスに優しいコンプレッションを加え音圧をあげたり、個別のトラックにアナログ質感のパンチを与えたり、ドラムやビートを際立たせるのに最適です。
最高品質のVCAコンプレッション回路は、ビンテージの英国産コンプレッサーなどの古典から生まれたものですが、内部は完全に再構築され、いくつかの新しい工夫が施されています。
ステレオ・コンプレッサーは、主に2つのパートでで構成されています。
詳細はブロックダイアグラムを参照してください:
◉ オーディオ・セクション –
オーディオパスは、ローノイズ動作のための高品質コンポーネントを使用し、信号経路がミニマムとなるよう注意深くデザインされています。左右チャンネルは同一で、それぞれバランス入力バッファ、コンプレッションVCA(2164クアッドIC)、ドライ/ウェットブレンドVCA(パラレル・コンプレッションのためのクロスフェード)、出力バッファを備えています。
ユニットはデュアルMONOのコンプレッサーとしても、サイド・チェーン・フィードを入力バッファーの後でタップするステレオコンプレッサーとしても使用可能です。
◉ サイドチェイン –
SideChain信号は、最初は左入力と右入力の等しい和として取り込まれますが、この和はSend/Returnループを使用して外部で処理するか、別の信号を挿入することができます。インサートポイントにはローカットフィルターとハイカットフィルター(12dB/Oct)があるため、特定の周波数にフォーカスしたコンプレッションを可能にしています。
サイドチェイン・プロセッシングはフィードバックVCAステージを中心に配置され、整流、レシオ設定(2:1、4:1、10:1)、完全可変のアタックとリリース、ワイドレンジのスレッショルドとメイクアップ・ゲイン・コントロールを備えています。
ゲインリダクションメーターは、ユニットがどの程度ハードにドライブされているかを示し、ユニットがアクティブであることを示すLED表示を内蔵しています(バイパスは低く赤く光り、アクティブは明るく白く光ります)。
◉ Specifications –
◾️ 入力: 電子バランス1/4″TRS-入力インピーダンス20k
◾️ 出力: インピーダンス・バランス1/4″TRS - 出力インピーダンス100r
◾️ スリーブ: ジャンパーでシャーシまたは信号0Vを選択可能(標準=シャーシ設定)
サイドチェーン
◾️ チップ - リターン: 10k 入力インピーダンス
◾️ リング - センド: 100r 出力インピーダンス
◾️ スリーブ: 信号0V
◾️ ローカットフィルター: - 12dB/Oct-20Hz〜3kHz
◾️ ハイカットフィルター: - 12dB/Oct - 250Hz~20kHz
◾️ アタック: 0.05~50 msec
◾️ リリース: 50msec~1.2sec
◾️ レシオ: 2:1、4:1、10:1
◾️ スレッショルド: +15dBU~-50dBU
◾️ メイクアップ・ゲイン: 0~+30dBU
◾️ メーター: 約0~14dBのリダクションを表示
◾️ 周波数特性: 20~20kHz 0.5dB以内
◾️ 電源: DC12V 500mA、センタープラス(Tip=+)、2.1mmコネクター(付属)
Stereo Compressは、PCB素材のフロントパネルとサイドパネルを備えたカスタムアルミケース(Modularラインベース)に収められています。寸法は約134mm″ x 190mm x 89mm です。