Zachteman

オランダの音響アーティストGijs Gieskes（ハイス・ジースクス）による「改造ウォークマン・メロトロン」。

Gijs Gieskesの"Zachteman"は、WALKMAN カセットプレーヤーを改造し、Mellotron（メロトロン）のように利用できるようにした発明品です。

ウォークマンの再生速度をハッキングすることで、ボタンとノブの操作でカセットテープを演奏できます。これはモノフォニックの「メロトロン・ウォークマン」とも呼べるものです。

ピアノキーのように配列された9個のスイッチは、それぞれノブでテープスピード(ピッチ）を自由にプリセットできます。カセットテープに録音された音源によっては音階を演奏したり、ランダマイズされたピッチ・チェンジもプレイ可能です。

On/Offスイッチ、またはモメンタリースイッチで使用できるビブラート・エフェクトにより、ワウフラッターや強烈な揺れを加えられます。

また、テープ走行速度をモジュレートできるCV入力と、ビブラートエフェクトにかかるGATE入力を装備し、モジュラーシンセなどに同期したプレイも可能になります。

Gijs氏がハンドメイドした作品はなかなか入手できず、運がよくないと入手できません。

*中古品のWalkman（カセットプレーヤー）に拡張ボードを取り付けたハンドメイド電子楽器です。通常のカセットテープの高品位再生には適していません。

*カセットテープは付属しません！製品写真にはイメージとしてカセットテープが一緒に写っていますが、製品にはカセットテープは付属していません。

::CONNECTION

• CV IN：再生スピードを外部のCV信号(2V〜12V DC)でモジュレートできます
• GATE IN：LFOビブラートをオーバーライドします(1V〜12V DC)
  
• OUTPUT：音声出力はWALKMANのミニステレオ出力を使用します。
  

::CONTROLS

• 9個のボタンはテープ走行を操作するモメンタリースイッチで、対応する9個の再生スピードノブで個別に速度を設定できます。テープ速度はもちろんピッチを上下させます。
• 左側の上下のノブはビブラート・エフェクトを調整します。上側のノブがビブラートのLFOスピード、下側のノブがビブラートのアマウントです。ビブラートエフェクトをON / OFFする白いプッシュボタンスイッチがあります。また9個のキーと同列の左側のスイッチはビブラートのモメンタリースイッチ（押している時だけオン、離すとオフ）です。
• 上段の白いON / OFFプッシュボタンは、一番目の再生スピードノブのオーバーライドです。通常は9個のボタンを押している間だけテープは走行しますが（言い換えるとボタンを押していないときにはテープは走行しない＝音がでない）、このボタンをONにすると1番目の再生スピードノブで設定した速さでテープが走行し続けます（ボタンを押していない時には1番目の再生ノブのスピードで走行する＝音が出続けている状態）。この状態で他のボタンを押した場合は、その他のボタンの再生スピードノブで設定した速さでテープが走行します。
  
  

::POWER

• 単三電池×2で駆動します（別売）
  
• ACアダプター（別売、DC3V）でも動作しますが、ウォークマンの仕様に依存するため、お客様で適切な電源アダプターについてご確認ください。こちらでご紹介できるACアダプターはございません。