Addition
Additionは、Helical専用の拡張エクスパンダーです。
以下の機能が追加されます。
- 16個全てのオシレーターへ個別のSVF Filterの追加。
- 音量のエンベロープの長さの調整。
Cutoff
-
SVF FilterのCutoff Frequencyを調整します。
Cutoff FrequencyはKeyTrackingされており、つまみが10時の時に、自身のオシレーターの周波数と一致します。
Q
- SVF FilterのQを調整します。
Index
-
自身の音量のエンベロープをCutoff Frequencyでモジュレーションする量を調整します。
つまみの位置が12時で、モジュレーション無し、CCWで負の方向へのモジュレーション、CWで正の方向へモジュレーションがかかります。
LP-HP
- SVF FilterのLowpass,Bandpass,Highpassの出力ミックスのバランスを調整します。 CCWでLP、12時でBandPass、CWでHPとなります。
Length
-
音量エンベロープの長さを調整します。
このつまみで設定された音の長さは、AutoregressiveSynthesisで決定された音の長さには影響を与えず、CWで元々の音の長さ、CCWで非常に短いパルスの様な音になります。元々の音の長さに影響は与えないので、Helicalには存在しなかった無音を挿入することが可能になります。
付属のExpanderCableを使用し、Helicalに12pin端子、Addition側に10pinの端子を接続してください。
Additionは電源を必要としません。必ずAddition付属のケーブル(電源ケーブルでの接続はできません)を必ず使用してください。電源ケーブルなどを繋いで接続した場合の故障は保証対象外になります。
v1.21以降対応しています。Helicalのシリアルが120番以降であればアップデートの必要はありません。
v1.1でも動作いたしますが、フィルターの動作に関するアップデートが含まれている為、アップデートを強くお勧め致します。
HelicalのGitHubのページからファームウェア(binファイル)をダウンロードしてください。
Daisy Web Programmer のページに移動し、記載されている手順に従ってファームウェアをアップロードしてください。
DaisySeedからUSBケーブルを抜いた後、ユーロラックケースの電源を入れて、ファームウェアのアップデートが正常に行われているか確認してください。
Width : 4HP
Max Depth: 30mm
Maximum current draw:
- 0mA @12V
- 0mA @-12V
CV input range: +/- 5V (depends on the knob position)
- マウントネジは付属しません