Error Instruments Brinta
奇妙でワイルドで実験的。Error InstrumentsのPaul Tasがデザインするモジュールは常に常識を超えてくるから要注意だ。このBRINTAは、同郷アムステルダムの新鋭モジュラーブランドTINRS(This is Not Rocket Science)のStijnとPriscillaとのコラボレーションによって開発された。電子音楽の中心都市の空気感と美学。この12HPのグラニュラー・サンプラーは全てがトータルアートのように瑞々しい。BRINTAでは、私たちを恍惚とさせる美しいイルミネーションサークルに、視覚的にリンクするグラニュラー・エンジンをホストしています。シンプルな3.5秒のサンプリングを、何千もの小さな音の粒(グレイン)に切り分け、さらにそれを並び替えたり、スピードを変化させたり、ポジショニングして再生できます。より小さなオーディオコンテンツに特化したことが、BRINTAをより特別でエクスペリメンタルなモジュールへと導いています。
BRINTAのサンプリング/グラニュラー・プロセスにより、サウンドはリング上に視覚的に配置され、滑らかにアニメーションします。色彩でオーディオコンテンツに関するフィードバックを視認できるのも美しさの要因です。青色の光は高域、緑色の光は中域、赤色のLEDは低域をそれぞれ表し、あらゆる要素が溶け合いながら、白い点が正方向、逆方向に回転します。
サンプリングされたオーディオの粒子が爆発し、再シードされ、彗星のように落ちて消えていく、突然に活き活きと輝き出したりする、一度
サンプルが録音されると、白い点が円の周辺を衛星のように回り出し、小さな金色のヘッドがあなたのサンプル再生を照らします。グレインの大きさは再生ヘッドが存在する時間で視認できます。
ステレオ対応です。
土星の輪っかでスケートしよう。彗星に乗って旅行しよう。粒子をスパークさせて愛し合おう。軌道のどこかでまたお会いしましょう。I'll see you again in 25 years meanwhile(snap fingers!).
*GearNewsのBest Eurorack of 2023受賞!
詳細はこちら!
BRINTA MANUAL
◉トグルスイッチ(3モード)
BRINTAには、Cloud、Chord、Kid Bの3つのモードがあります。• Cloud; Cloudモードは、幽玄的なアンビエントサウンドをあなたの作曲に加えられるモードです。このモードはグラニュラーリバーブのように聞こえます。XノブでCloudの密度を変えたり、太くしたりできます。金色のヘッドが白い点の周りにふわっと広がるが、ピッチには影響しません。
• Chord; Chordモードは、左右で異なるハーモナイズを実行できます。左側はメジャー・スケールの6音までが加わり、メジャー7thに変化して一音ずつ下がっていきます。
• Kid B; Kid Baltan(*) にちなんだハーモニクス・セッティングです。Xノブを右に回すと、ピッチが2倍、3倍、4倍と高くなる確率が上がります。煌びやかな倍音と実験的な音響を生み出します。
*Kid Baltan(Dick Raaijmakers) とは?
オランダの伝説的な作曲家。電子音楽とテープミュージックのパイオニアである。音楽劇作品や理論的な出版物も数多く手がけている。別名 "キッド・バルタン "名義で1956年から1963年にかけてフィリップス研究所で制作されたオランダ初期の電子音楽は特に評価されている。
オランダの伝説的な作曲家。電子音楽とテープミュージックのパイオニアである。音楽劇作品や理論的な出版物も数多く手がけている。別名 "キッド・バルタン "名義で1956年から1963年にかけてフィリップス研究所で制作されたオランダ初期の電子音楽は特に評価されている。
フロントパネルでは、白い点のスピード、金色のプレイヘッドのピッチ、X、白いドットの位置を調整し、リセットポイントも設定できます。
さらに、5つのメモリー・スロットにサウンドを保存することもできます!
Recordを押すと録音を開始、Playを押すとサンプル再生を開始します。
入力はMixed(入力信号が出力に反映)またはUnMixed(録音されたサンプルグレインだけを再生)で使い分けできます。
グレインサークルのLEDの色は帯域を表現します。青色の光は高域、緑色の光は中域、赤色のLEDは低域です。
プレイヘッドの開始ピッチを変更します。12時方向が0で、範囲は±2オクターブです。
グレインの大きさを調整できるノブです。
◉ SPEED
スピードを調整します。白い点がグレインサークルで確認できます。真ん中がゼロで、右側で順方向、左側で逆方向に回転します。
◉ PITCH
プレイヘッドの開始ピッチを変更します。12時方向が0で、範囲は±2オクターブです。
◉ SIZE
グレインの大きさを調整できるノブです。◉ X
モード毎にコントロールされるパラメーターが異なるノブです。実際に使用して効果をチェックしてください。◉ POSITION
リセットされた直後に白い点が飛び出すポジション(サンプルの再生位置)を調整するノブです。
◉ RESET
再生位置を白い点の位置へリセットするための、トリガー・ゲート信号の入力端子です。
◉ 5 x SAVE スロット
5つの保存スロットです。MEMOと書かれたボタンを押してスロットを選択し、SAVEボタンを押すと、選択したスロットにサークル内の現在のオーディオが保存されます。
◉ Mixed 、UnMixed
入力をグレイン・サークルの結果にミックスしたい場合はMix入力端子を、グレインだけを出力したい場合はUnMixed入力を使い分けることができます。
◉ Stsreo Outputs
Brintaは常にステレオ出力です。グレインの半分は左の出力に、もう半分は右の出力に送られます。モノラルで使いたい場合は外部でミックスするか、グレインの半分だけを使ってください。◉ PLAY/REC
PLAYを押すとサンプルを再生開始し、RECを押すとレコーディングを開始します。PLAYとRECの両方にCV入力もあり、外部信号で制御できます。
◉ CV入力
各コントロールには充実したCV入力が備わっています。
- SPEED CV
- PITCH CV
- X CV
- SIZE CV
- POSITION CV
- REC CV
- PLAY CV
◉ 仕様
- 12HP
- 42mA +12V
- 4mA -12V
- 5V 0
- Skiff フレンドリー
*ご注意:バッファーのクロスオーバーポイントでクリック音が聞こえる場合があります。