CuhはHelicalにMIDI出力・Scale/WavetableのCVコントロール機能を追加するエクスパンダーです。

以下の機能が追加されます。

1. USB-MIDI/TRS(TypeA)-MIDI経由での、Helicalのノート情報及び、全てのノブのCC信号の出力。
2. Scale/WavetableのCVコントロール用のインプット。

CuhはMIDI Deviceとしてのみ動作します。MIDIHostとして使用したい場合は別途他メーカーから販売されている変換等を購入してください。

⚠️ Warning

Cuhを使用せずにHelicalをMIDI機器などに接続すると、過電流が発生し本体が故障する可能性があります。 この場合、本製品の保証対象外となります。

Helicalのノート情報及び、ノブのCC信号を出力します。

• Orbitにジャックが接続されていない場合：
  • 全てのノート情報は、midiChArcで設定したチャンネルから出力されます。
• Orbitにジャックが接続されている場合：
  • 各出力に対応したノート情報が、それぞれ設定されたチャンネルから出力されます。 。

Helicalは非常に高速なMIDI送信に対応しており、最大で1秒間に999のMIDIメッセージを出力可能です。ノート情報はCCより優先的に送信されます。

Scaleのプリセットに対するCV入力です。現在選択されているスケールとは関係なく、0-5VがScaleの1-16番に対応しています。

Wavetableのプリセットに対するCV入力です。現在選択されているWavetableとは関係なく、0-5VがWavetableの1-8番に対応しています。

Cuhから出力されるノート情報のベロシティは、HelicalのDynamicSettingで設定された値により決定されます。

1. ScaleKnobをダブルクリックして、DynamicSettingModeに入ります。
   (LEDが高速で点滅します)
2. reloAd(左下のボタン)を押しながらScaleノブを回転させることで、音量の範囲の中心を設定します。
3. relOad(右下のボタン)を押しながらScaleノブを回転させることで、音量の幅を設定します。
4. Scaleノブをクリックすることで通常のModeに戻ります。

• 大まかな範囲はHelical本体のLEDに表示されます。もし正確な値に調整したい場合はSDカード内のsetting.txtファイルをPC等で開き、volCenterとvolWidthに0-100の値を記入してください。単位は%です。
  SDカードのedit可能パラメーターについてはこちら。
• MIDI出力のベロシティは0-127にリマップした値が反映されます。

全てのNote/CCMessageは、CuhのUSB OutおよびTRS MIDI Outから出力されます。
SDCardのmidiSetting.txtのmidiChArc・midiChOrbit・midiCCChの数値を変更することで、それぞれの出力Chを変更する事ができます。
Orbitにジャックが接続されていない場合、全てのノート情報はmidiChArcから出力されます。

midiChArc 1
midiChOrbit 2
midiCCCh 1
ccPoly 20
ccRoot 21
ccGlide 22
ccSpread 23
ccHelicity 24
ccWave 25
ccEnv 26
ccLock 27
ccCutoff 28
ccQ 29
ccIndex 30
ccFilterType 31
ccLength 32

図の様にCuh付属のUSBCableを接続してください。

認識しない(CuhのLEDが光らない)場合は、電源を切り、もう一度接続し直してください。  
*多少の硬さがあるので、折らない様慎重に接続してください。

v2.08以降対応しています。Helicalのシリアルが367番以降であればアップデートの必要はありません。

HelicalのGitHubのページからファームウェア（binファイル）をダウンロードしてください。
Daisy Web Programmer のページに移動し、記載されている手順に従ってファームウェアをアップロードしてください。
DaisySeedからUSBケーブルを抜いた後、ユーロラックケースの電源を入れて、ファームウェアのアップデートが正常に行われているか確認してください。

Width : 4HP
Max Depth: 30mm
Maximum current draw:

• 20mA @12V
• 5mA @-12V

CV input range: 0-5V (depends on the knob position)

⚠️ Warning

Cuhを使用せずにHelicalをMIDI機器などに接続すると、過電流が発生し本体が故障する可能性があります。 この場合、本製品の保証対象外となります。