Delta-v
COSMOTRONIC / Delta-v
ファンクション・ジェネレーター
Delta-vは、フルアナログの『デュアル・チャンネル・ファンクション・ジェネレーター』で、各チャンネルにVCAとLFOサイクル・スイッチを搭載しています。わずか10HPの中にとても多くの機能を詰め込んでいるため、ほとんど全てのパッチで役に立てることができるでしょう。
エンベロープ、スリューゲート、シグナルを生成したり、アタックタイムとディケイタイムを正確にコントロールしながらLFOを動作させることができます。SHAPEノブを使えば、Delta-vはパーカッションに適したキレのあるエクスポネンシャルカーブから、ベースライン用のログカーブまで、幅広いエンベロープを作ることができます。
VCAの入力がパッチされていない場合、モジュールは通常の電圧エンベロープを出力します。オーディオ信号がVCA入力にパッチされると、出力信号はエンベロープで増幅されたオーディオ信号になります。
VCA入力に他のエンベロープやLFOを送ると、それらのモジュレーターをモジュレートし、通常のアタック-ディケイ・エンベロープを超えた複雑なCVを素早く作ることができます。
これに、2つのチャンネルを合計するSUM出力や、信号を素早く減衰または反転させるアッテネーターなどを組み合わせれば、あらゆる信号処理が可能になります。
TRIGGER入力はAttack-Decayエンベロープをスタートさせ、SLEW入力は信号の変化率に影響を与えます。チャンネル1と2のトリガーはリンクさせることができるので、1本のパッチケーブルで2つのエンベロープを鳴らすことが可能です。
各チャンネルにはエンド・オブ・サイクル出力(EOC)があり、各エンベロープ・サイクルの終了時にショート・トリガーを出力します。
出力電圧は-10~+10ボルト、便利なアッテヌバーター経由で出力信号を自在に調整可能です。CYCLEスイッチを使用すれば、エンベロープのループによってLFOをクリエイトします。
Delta-Vを活用する方法は本当に無限大!
型にはまらない新たな領域に挑戦してみよう!
- Dimensions
- 10 HP
- 27 mm deep
- Current Draw
- 70 mA +12V
- 70 mA -12V
* Delta-v Manual
Delta-Vは『VCA内蔵のデュアル・ファンクション・ジェネレーター』です。
オールアナログ・デザインで、わずか10HPの中に多くの役に立つ機能があります。
Delta-Vは非常にスナッピーな短いエンベロープを生成することができ、パーカッションとの相性も抜群です。VCAを内蔵しているので、パッチングも素早く簡単に行えます。
出力電圧は-10~+10ボルト、出力アッテヌバーターで適正な電圧と極性でアウトプット可能です。
リンクスイッチで両方のトリガー入力を素早く接続できるため、スタッカブルやマルチプルが不要になります。
各チャンネルにはEnd Of Cycle出力があり、サイクル終了後にトリガーを送出します。
また、各チャンネルにはLFOスイッチがあり、エンベロープをループさせ、オーディオレート(1.7kHzまで)、または極端に遅い(1時間以上!)のエンベロープまで設定が可能になっています!
VCA入力には5Vがノーマライズされています。この入力に何もパッチングされていない場合、出力はエンベロープとなり、レベルはアッテネーターで設定されます。
VCA入力にオーディオソースをパッチすると、エンベロープされたオーディオソースが出力されます。
シーケンサーなどからVCA入力にCVをパッチすると、エンベロープの振幅を変えることができ、アクセントやダイナミクスを加えるのに最適です。
エンベロープはアタック・フェーズのリトリガーを無視しますが、ディケイ・フェーズではリトリガーします。これにより、クロックやパルスの分割、音楽的なリズムのバリエーションを得ることができます。
トリガー入力は、任意の信号を入力とし、トリガー・パルスに変換してアタック-ディケイ・エンベロープを生成します。
スルー入力はゲート信号を入力し、スルーさせますが、ゲートがハイの間はサステインを保ちます。これにより、古典的なASRエンベロープの生成が可能です。