Dual Amplifier
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BugBrandモジュラーの予約注文について
BugBrand製のモジュラーシンセは、英国ブリストルで全てハンドメイドで製造されています。生産数が常に限られているため、そのほとんどは受注生産です。よって日本国内でも販売用の在庫を確保できることが少ないのが実情です。モジュールを入手するには、ビルダーのトム氏に製造のリクエストをすることからスタートします。ビーツヴィル では日本国内のお客様の為にご予約のリクエストを承ることができます。メール(beatsville.store@gmail.com)にて気軽にご相談くださいませ。
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Dual Amplifierは、2つのVCA(Voltage Controlled Amplifier)で構成され、2種類のウェーブシェーピングが搭載されています。
左側のアンプチャンネルは、シグナルに倍音を追加するウェーブフォールディングと、2つ目のシグナル入力を備えています。
右側のアンプチャンネルにはツェナー・ダイオード・サチュレーションが搭載されています。ソフトクリッピングを行い、信号に重みを加えます。また、VCAのレスポンスを エクスポネンシャルからリニアにスイープすることができます。
VCAはDCカップリングされており、ゲインは最大でユニティーです。
モジュールの基本は、DCカップリングされたデュアルチャンネルの電圧制御アンプ(正確にはゲインを0から+1まで可変できるアッテネーター)であり、それぞれのVCAに追従するように切り替えることができるウェーブシェイピングを備えています。イニシャルコントロールノブでは、VCAを全閉から全開までスイープできます。
左側のチャンネルは、リニア・レスポンスと2つのメイン・パス入力を備えており、1つはフルスケール(In A)、もう1つはアッテネーター付き(In B)で、2つの入力をミックスできます。
Foldスイッチは4段階のウェーブフォルダーで、振幅が大きくなるにつれて波形の先端が折り返され(スクエア波では機能しません!)倍音・歪みを追加できます。
Foldモードはサブオーディオ信号においても問題なく動作し、Initialダイヤルの9時付近でフォールディンのような効果が得られます。
OutをIn Aにつなぎ、Initialダイヤルをフル近くまで上げれば、ホワイトノイズ・ソースを作ることもできます。
右側のチャンネルにはMain Pathインプットは1つしかありませんが(DCカップリング)、レスポンスはLinearとExponentialの間でスイープでき、エンベロープ・モジュレーションからのレスポンスをよりシャープにできます。また、2つ目のモジュレーション入力(アッテネートはなし)も備えています。
Sat(uration)スイッチにより、+/-5Vでツェナー・リミッターを持つ増幅段が導入される。ソフトクリッピングは、Initialダイヤルの9時あたりから発生します。
この2つのセクションとDCミキサーを組み合わせて、4象限のマルチプライヤー(リングモジュレーター)をパッチングすることができます。
- - 両方のチャンネルをVCAモードに切り替え、Initialコントロールを中間付近に設定する。
- - 同じ信号(キャリア)を両側(In AとIn)に送ります。
- - 中央のCV入力(CVとCV A)にバイポーラ信号(モジュレーター)を送り込みますが、モジュレーションの深さは反対に設定します(一方は時計回り、もう一方は反時計回りに完全に設定します)。
- - 2つのOutシグナルをDCミキサーに取り込み、1つを反転させてミックスします。
- - キャリアとモジュレーターのブリードスルーを最小化するために、Initialダイヤルを微調整します。
*このモジュールの内部調整パラメーターはありません。
Size: 2FW
Current: +ve 60mA, -ve 60mA