Dual Envelope
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BugBrandモジュラーの予約注文について
BugBrand製のモジュラーシンセは、英国ブリストルで全てハンドメイドで製造されています。生産数が常に限られているため、そのほとんどは受注生産です。よって日本国内でも販売用の在庫を確保できることが少ないのが実情です。モジュールを入手するには、ビルダーのトム氏に製造のリクエストをすることからスタートします。ビーツヴィル では日本国内のお客様の為にご予約のリクエストを承ることができます。メール(beatsville.store@gmail.com)にて気軽にご相談くださいませ。
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ループも可能な、2基のユーティリティ・エンベロープを搭載しています。
Dual Envelopeは、ASR/AD/LOOPの3モードを備え、アタック/ディケイをボルテージで制御可能なエンベロープを2基装備したモジュールです。
モジュレーションのレンジ(Slow/Fast)、可変ディケイ(Attack/Decay)、オーディオオシレーション、オーバートーン(倍音)、ディビジョンなど、さまざまな興味深い動作を可能にしています。
2つのサイドは同じですが、左側は "Slower "(低レート)になっています。
マニュアルトリガーも可能です。
Fastレンジは主にループ・モードで使用するためのオーディオ・レートを提供し、Slow(er)レンジはより一般的なエンベロープの使用に適したサブ・オーディオ・レートを提供します。ダイヤルを時計回りに回すと、より速いAttack/Decayレートが得られます。これは直感に反するように思えるかもしれませんが、オシレーターの周波数を上げると考えれば理にかなっています。
Fast - Atk 34 mS - 60 μS Dcy 50mS - 90 μS
Slow - Atk 3.5 S - 5 mS Dcy 5 S - 8 mS
Slower - Atk 15 S - 22 mS Dcy 25 S - 35 mS
固定DC電圧(例:-5V)を任意のCV入力にパッチすることで、レートをさらに下に拡張することができます。
パッチのアイデア
Oscillator Overtones - ModeをLoop、RangeをFastに設定し、Gate InputにVCOを入力します。Attackを時計回りに回しきった状態でDecayを調整し、"Sync "波形を聴かせます。LFOレートでも動作。
Sub-Oscillator / Clock-Divide - ModeをAD、RangeをFastに設定し、VCOをGate入力に送ります。Decayを時計回りに回しきった状態でAttackを調整し、オーディオのサブディビジョンを聞きます。
エンベロープ・シェイプ・ベンディング - エンベロープ出力をCV入力に戻すことで、エンベロープ・シェイプをより直線的または対数的なシェイプにすることができます(注 - 周波数も変化します)。