Dual Filter
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BugBrandモジュラーの予約注文について
BugBrand製のモジュラーシンセは、英国ブリストルで全てハンドメイドで製造されています。生産数が常に限られているため、そのほとんどは受注生産です。よって日本国内でも販売用の在庫を確保できることが少ないのが実情です。モジュールを入手するには、ビルダーのトム氏に製造のリクエストをすることからスタートします。ビーツヴィル では日本国内のお客様の為にご予約のリクエストを承ることができます。メール(beatsville.store@gmail.com)にて気軽にご相談くださいませ。
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Dual Filterは、デュアル・チャンネルのステート・バリアブル・フィルターです。
2ポール(12dB/Oct)フィルターを搭載し、各フィルターの出力はローパス/バンドパス/ハイパスの3つのフィルターレスポンスに切り替えることが可能です。レゾナンスはセルフオシレーションするまで可変することができます。
左側のフィルターには、スルーとLFOオシレーションを可能にするサブ・オーディオ・レンジ・スイッチがあり、右側のフィルターでは位相を反転させることができます。
フィルターは温度補償され、数オクターブにわたって1V/Octを正確にトラッキングするようにスケーリングされています。
各フィルターはDC結合の入力を持ち、バイポーラ+/-5Vの入力信号に最適化されています。出力も同じくDC結合で、フィルタリングやレゾナンスが適用されていない場合は、同相のユニティ・ゲインになります。
ローパスとハイパスのレスポンスは2ポール、12dB/octで、バンドパスは1ポール、6dB/octです。カットオフ周波数は、Frequencyダイヤルと、Polarizing FMod AttenuatorとV/Octを介した2つのExponential Control Sources CV Aの合計で決まります。
Resonanceを最大付近にするとフィルターは自己発振し、V/Oct入力を介して数オクターブにわたって追従するピュアなサイン波形のオシレーターとなります。オシレーションの振幅は周波数によって増加します。
20 Hz – 3V P-to-P, 200 Hz – 4V P-to-P,
2 kHz – 6V P-to-P, 12 k Hz – 8V P-to-P,
左側のセクションにあるSubモードは追加のフィルター・コンデンサーを切り替え、音域をサブ・オーディオ周波数にシフトします。
ローパスはレゾナンスを最小に設定するとボルテージ・コントロール・グライドのように機能します。
ハイパスは矩形波の入力から可変エクスポネンシャル・ディケイ(インスタント・アタック)のエンベロープを作ることができます。
レゾナンスを加えると、結果として得られる波形にオシレーションが重ねられます。 これは波形の揺らぎにも似ていますが、VC-Glideの領域では奇妙で興味深い結果になるでしょう。
出力はAudioモードと同じように発振しますが、発振が全振幅になるように、最初に周波数を上げる必要があるかもしれません。
右側セクションのPhaseスイッチは、Main Path出力のシンプルな極性の反転器です。
入力/ドライ信号とFilter出力を(外部で)ミキシングしながら、このスイッチを試すことができます。
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最良のトラッキング安定性には十分なウォームアップ時間が必要となります。
各フィルターには、V/Oct応答を調整するための多回転トリマーがあります。
Size: 2FW
Current: +ve 50mA, -ve 50mA