LD-1
JMT SYNTH LD-1は、ドローンやカオスを、あなたの意思のままに演奏できる特異なアナログ・シンセサイザー。這い回るような低いドローンや、飛び回るピンギング、カオティックなノイズバーストまで、ありとあらゆる有機的なシンセサウンドが沸き起こります。
美しくゆったりとしたドローンから、脳内外に渦巻きと反復をぶっ放すノイズ、小鳥のようなメロディ、大蛇のような轟音に至るまで、あなたの感情に寄り添って、またそれを超越して海底二万里、または土星五丁目までお連れする巨大なアナログシンセ・ナビゲーター。
2基のVCOは超ワイドレンジな設計で、それぞれにボリュームとピッチをコントロール可能、さらにモジュレーションソース(LFO、4LFO、NOISE)を個別にオン・オフ可能!
VCF(フィルター)は発振させることも可能で、LFOセクション(オン・オフスイッチ付)でモジュレートすることが可能です。コントロールはカットオフとレゾナンス。
バイパススイッチ付きのDELAYセクションも強烈!3つのノブでディレイを操り、フィードバック地獄まであなたをお連れすることができます。音が超ファット!
NOISEノブはノイズソースで任意のVCOチャンネルを(各VCOチャンネルにトグルスイッチがあります)モジュレートすることができます。
LFOセクションは、レベル、波形、スピードをノブで調整でき、高速レンジもRANGEスイッチで選択できるのでFMのようにも機能します。各VCOにスイッチで任意で適応できます。
4LFOセクションは4つの異なるLFOソースをミックスして、最終レベルを 4LFO LEVELで調整した上で、各VCOセクションに(トグルスイッチが各VCOにあります)で適応することができます。メロディのようになったり、ロボットの奇声のようにも、チグハグなリズムや、グリッチ、ランダムまで、4つのLFOのレイトと強さで想像するよりも広大なサウンドスケープをクリエイトできます!
9V電池1個(底面に電池ケースあり)、またはDC9V(センターマイナスアダプター、別売です)で駆動します。
トップパネル仕様
- OUTPUT:アウトプット端子(標準フォーン端子)
- MASTER VOL:マスターボリューム・ノブ
- LFO、4LFO、NOISE オン・オフスイッチ for VCO 1
- LFO、4LFO、NOISE オン・オフスイッチ for VCO 2
- VCO1 VOL:VCO1の音量
- VCO1 FREQ:VCO1のピッチ(周波数)
- VCO2 VOL:VCO1の音量
- VCO2 FREQ:VCO1のピッチ(周波数)
フロントパネル仕様
● フィルター・セクション
- CUT OFF:カットオフ周波数
- LFOスイッチ:LFOセクションのモジュレーションをVCF(フィルターセクション)に適応
●ディレイ・セクション
- DELAY ON:ディレイセクションのバイパススイッチ
- LEVEL:ディレイタイム
- REPEAT:ディレイリピート
- FEEDBACK:フィードバックレベル
●LFOセクション
- RANGE:LFOのスピードレンジ切り替え(高速・低速)
- LFO LEVEL:LFOの信号レベル
- WAVE FORM:LFO波形
- SPEED:LFOレイト(スピード)
●NOISE LEVEL
- NOISE LEVEL:ノイズソースの信号レベル
●4 LFO
- 4 LFO LEVEL:4つのLFOセクションのミックス信号のマスターレベル
- LFO1、LFO2、LFO3、LFO4:各LFOのスピード調整ノブ
●Handle
- 持ち運びに予想以上に便利な取手がトップ面にあります!
●POWER
- 電池駆動:底面に電池収納ボックスがあります。9V電池x1個(別売)
- ACアダプター駆動:別売の9V ACアダプター(別売)でも駆動できます。極性はセンターマイナス(TIP=-)です。ギターエフェクターなどに使用されるBOSSなどのアダプターが最適です(一例→https://www.boss.info/jp/products/psa-100/)
- 背面(ACアダプターの差込口の横)に電源のオン・オフスイッチがあります。