LOOPMAN 2 EURORACK
LOOPMAN 2:カセットテープ・メロトロンをユーロラック で!
Error Instrumentsの"LOOPMAN 2 EURORACK"は、カセットテープレコーダー(ウォークマン)の駆動モーターをボルテージ制御でき、さらにパーカッシブな演奏を可能にするGATE入力とGATE/DRUM出力を装備する特殊なユーロラックモジュラーです。カセットテープを使ったミニメロトロンと話題になった初代モデルからアップデートされたバージョン2では、早送りとテープストップのボタンが追加されています。
テープ速度は大きなピッチノブで直接操作できるだけでなく、PITCH CV入力端子に接続された外部CV信号からも制御できます。想像してください、あなたのカセットテープに録音された様々なサウンドやトーンがモジュラーシステムのLFOや変態的なCVに同期して再生されます!
また、テープ速度はパネル上のLDR ON/OFFスイッチを使用して光センサー制御が可能。あなたが手をかざしたり、照明やライトのオンオフに追従してテープスピードが変化します。それはノスタルジックで温かいサウンドです!
LOOPMAN EURORACKには、ローパスゲート回路が装備されており、トリガーやゲート信号を入力することで(そのゲート長に応じた)パーカッシブサウンドを出力できます。カセットテープに記録された音源のピッチを可変しながら、ゲートで区切ったリズミカルなドラムサウンドを楽しめます。
アウトプットは、ノーマル出力と、ドラム(ゲート)出力の2系統が用意されているので、リズミックなサウンドに、通常のカセットテープのサウンドをミックスできます。
ドラム(ゲートサウンド)は、LOOPMANに標準搭載されているラジオチューナー(AM/FM)で使用するのもお勧めです。チューニングノイズはハット系のサウンドにおいて、なんとも風変わりなパーカッションになります!コツはゲート長を自由に変えられるシーケンサーを使用してゲートの長さを変えながら演奏することです。
新たに加わった早送りサウンド(キュルキュルキュル!)、そしてテープストップ(ギューーーンンン・・ン)が、あなたのカセットテープ・メロトロンの演奏に楽しみを追加します!
- サイズ:28 HP
- 奥行:約30mm
- 前面:ウォークマン本体はパネル面より約35mmの高さがあります
- 消費電流:+12V=142mA、-12V=0、+5V=0
仕様について
- 本機はローファイなサーキットベント的サウンドのための製品です。通常のカセットテープ再生を楽しんだり、正常な(ピッチ変動やワウフラッタのない)カセットテープの再生はできません。また録音機能に関しても同様です。あらかじめご了承ください。
- カセットテープはテープの上側から押し込み、正しく角度を調整してくださいしてください。奥までしっかりとセットされていないと、テープがうまく走行できない、ヘッドにテープが当たらず音がしっかりでない、テープ巻き込みなどのトラブルにつながります。
- LOOPMAN EURORACKには内蔵のスピーカーは無く、パネルのOUT端子からミキサーなどに接続します。またウォークマン自体にも元々ついているヘッドホン端子があり、この端子も出力端子として利用できます(ステレオジャックなのでTRSケーブルでないと音はでません)。ちなみにこのヘッドホン端子にジャックインすると、パネルのOUT端子はミュートになります。また、ウォークマン自体にも元々ついているボリュームコントロールは両方の出力の音量を調整しますのでご注意ください(つまりウォークマン自体の音量が下がっていると音が小さい、音がでないなどの勘違いにつながるのでご注意ください!)。
- ウォークマンは再生専用です。コントロールは再生、早送り、停止です。
- ラジオ(FM専用)はノイズソースとしてご利用ください。周波数帯域が異なるので国内の放送はほぼキャッチできないと思われます。あらかじめご了承ください。
- パワーケーブルの差し込み口の横の部品は放熱を行っているのでとても熱くなります。ご注意ください。
- カセットテープはオマケのループテープが1本付属していますが、お客様で一般のカセットテープを使用して自由な発想でテープを仕込んでください!
- オマケのカセットテープの種類はそれぞれ異なり選べません!(本ページに掲載されている写真に写っているカセットテープとは異なります)。