Tidbit Audio 2hp Random CV Generator / Quad Random Oscillator / Random Noise Generator

Random CV Generator（ランダムCVジェネレーター）の2HPバージョンで、2つの同一回路が搭載されています。これらは独立して使用することも、背面のジャンパーをハンダ付けして、一方の出力を他方にカスケード接続することも可能です。

各LEDはオシレーターを示しており、4つのオシレーターすべてがトーンやクリック音のパターンをループ再生しながら、時間とともに少しずつ同期が外れ、予測不能なCVソースとなります。モジュールはおよそ3V程度の電圧がかかると動作を開始し、LEDが赤く光り始め、パラパラとクリック音やトーンが出るようになります。さらに電圧を上げると、クリックやトーンの頻度が増し、CV出力も高まり、LEDの色も多彩になります。逆に電圧が約3Vを下回ると、4つのオシレーターはすべてリセットされ、再び同期した状態に戻ります。その後また自然にずれていきます。

このモジュールは、奇妙でほぼランダムなトリガーやCVソースとして非常に優れています。Mutable Instrumentsの「Rings」との相性が特に良く、ローパスフィルターやディレイへの入力にも遊びがいがあります。

また、パッシブモジュールなので、動作に必要なのは入力されるCVだけで、システムの電源レールから電力を消費することはありません。

↓0HPバージョンの動画です。本ページの製品はユーロラック(2HP)のバージョンで、以下の0HPバージョンの回路を独立で2系統搭載しています。