Punk Resonator
Error InstrumentsのPunk Resonatorは、ユニークで実験的なサウンドが作れるスタンドアローン・シンセサイザー。ドラムサウンドやベースライン、全てのストレンジなサウンド、そしてクランチーなノイズを作り出すことができる、全ての電子的なパンクスに捧げるオールインワンかつアナーキーな作品です。
1980年代の伝説的なAtari Punk Console(アタリ・パンク・コンソール)のノイジーなサウンド、556または555ステップジェネレーター、さらにデジタルレゾネーターまで融合させたアナログ&デジタルのハイブリッド・シンセサイザーです。
Punk Resonatorには、アナログオシレーター・セクション(ATARI PUNK CONSOLE)と、LFOセクション(スクエア/サイン/ランダム)と、デジタルレゾネーター・セクションの3つの大きなセクションがあります。さらにアッテネータとローパスゲートも追加されています。
ランダムはカオスに基づき、8ステップまたは16ステップのシーケンサーとして使用できるループロック機能を持っています。ドラムやパーカッションのようなディケイの短い、ドラムのようなサウンドを作るためのローパスゲートもあります。
MONO出力をもち、他のユーロラックモジュラーなどとのコンビネーションに対応しています。
このパワフルなマシンには多くのオプションがあり、実験的な小型シンセサイザー、何か全然違うもの、大げさなもの、ありえないものを作るために作られています。まさに壮絶なパンク天国!
電源:9V(センタープラス、TIP=+)
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Modeボタンを押すたびにLEDが点滅してモードを知らせます。
1回点滅:フィードバック・アマウント
2回点滅:サイズ
3回点滅:ストレッチ
モード毎に中央下の大きいノブを注意深く回してあなただけのスィートスポットを探してください!次のモードに移動する際にセッティングは保持されます。FX CV入力で大きいノブを外部のCVからコントロールすることもできます!
もしゼロから設定を行いたい場合はResetボタンを押してください。保持された設定はデフォルト値に戻ります。
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LFOセクションのランダムはTuring machineのように8または16ステップでループさせることができます。LOOP LOCKスイッチをFree/8/16のいずれかに設定できます。
3つの異なるアウトプット(スクエア、サイン、ランダム)が用意されています。
LFO SPEEDノブでLFOの速度を調整します。
FX INはレゾネーターへのメインの入力です。これはWTFインプットと呼ばれていてトリガーやゲートなど何でも入力できます。Punk ResonatorのLFO出力のどれかを接続してください。ATARIセクションのANALOG OSCILLATOR OUTPUTを接続しても最高です!
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右側のセクションはATARI PUNK CONSOLEを再現したアナログセクションです。2つのノブで伝説的なアタリパンクコンソールのクランチーサウンドをコントロールできます。
「アタリ・パンク・コンソール」は、もともとDIYエレクトロニクスの第一人者であるForrest Mims III (フォレスト・ミムズ三世)によって「ステップトーンジェネレーター」として設計されました(1980年Radio Shack発刊のEngineer's Notebook:Integrated Circuit Applicationsで発表)。555タイマーICまたは556デュアルタイマーICを採用した回路と、2つのポテンショメータというシンプルな構成から、強烈な矩形波のノイズマッドネスが作り出されます。
「ステップトーンジェネレーター」回路は撥弦バイオリンに似た音を出し、電子音楽の実験者はこの回路の調査を開始し、Atari 2600と同様の音を出すため、KausticMachinesが"Atari Punk Console"という名前を考え出しました。
2つのコントロールにはCV入力がありノブをモジュレーションできます。
このセクションのサウンドだけを出力できるANALOG OSCILLATOR OUTPUTがあります。
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中央にはアッテネータ付きの入出力があり、CV値を調整して異なるモジュレーション、異なるサウンドを発見できます。
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ローパスゲートを装備しています。
- LPG IN = 信号入力
- GATE IN=ゲート信号入力
- LGP OUT=ローパスゲート出力
AUDIO OUTはメインのアウトプットです。