Synth Voice
◉ 現在即納在庫が入荷中です!
SynthVoiceは、2016年にBUGBRANDがFracモジュラーに新時代を提唱したベーシックセットアップです。国内外で熱狂的なファンが存在し、SynthVoiceはBugBrandの象徴となりました(国内ではPHEWのセットアップが知られています)。SynthVoiceを中心にフレームを追加したり(フレームはサイドパネルで3段まで拡張が可能です)、ユーロラックや他のシンセサイザーシステム(シーケンサなど)と組み合わせることも可能です。
BugBrandが生産していたOld Bluesシステムが進化した最終形です。より自由に設定可能なモジュラーシステムです。
SynthVoiceは、古典的な "減算シンセシス "手法のすべての要素を取り入れていますが、フル・パッチャブルなので、決して直線的なアプローチに制限されることはありません。セットアップはスタンドアローンで演奏することもできますし、他のモジュラー・システムや外部コントローラー/シーケンサーなど、外部からのコントロールで演奏することもできます。多くの回路はパワフルなV2164クワッドVCAチップを中心に構築されています。BugBrandのSynthVoiceシステムは一切の妥協がなく、1ボイスまたは2ボイス・オペレーションのためのクリエイティブなパッチングが期待できます(実際、7つのオシレーター源があるので、その創造性は飛躍的です)。
このコンフィギュレーションは、BugBrand Modularセットアップの出発点としても最適なものです。
SynthVoice 構成
専用のパワーサプライと各種長さの4mmバナナパッチケーブルが同梱されているので、完成されたシステムとしてすぐにプレイできます!
Dual Envelope – ゲート、トリガー、またはループ(オシレート)モードに設定できる2チャンネルのボルテージ制御のアタック・ディケイ/リリースエンベロープを装備しています。FastおよびSlow(またはSlower)レンジで、オーディオ〜LFOレンジまでを幅広くカバーします(Slowモードはサイクルあたり約40秒まで)。独立したアップ/ダウン制御により、通常のVCOとは異なる音響的な結果を得ることができます。
3 x Compact VCO – 小型でありながらパワフルで安定している正確なボルテージ制御オシレーターです。SynthVoiceには3基搭載されており、各オシレーターをFM・クロスモジュレートしたり、いくつかのVCOをLFOとして使用するなど、幅広い演奏を可能にします。オーディオからサブオーディオ(LFO)レンジをカバーし、4タイプのスイープ可能な波形セレクトを特長としています。各オシレーターには、精密なチューン、ファイン調整、オクターブ切替があり、ポラライジング・エクスポネンシャルFM、1V/Oct入力、Sync入力まで備えたBugBrandを代表するオシレーターです。。
Dual Filter – ステート・バリアブル・フィルターを中心に構築された2チャンネル独立のフィルターユニットです。このフィルターは、ローパス/バンドパス/ハイパスのレスポンスを持ち、可変レゾナンスを持つセルフオシレーション(1V/Octにトラッキング可能)まで完璧にサポートしています。左側のフィルターは、サブオーディオモードに切り替え可能で、グライド、微分、またはロー周波数のサイン波を生成も可能です。
Dual Amplifier – 標準的なVCAの役割をカバーするだけでなく(当然ながらDCカップリングされているので、オーディオまたはサブオーディオ信号をコントロールするのに適しています)、それぞれスイッチ可能なウェーブシャッピング・ポストステージが統合されているのが大きな特徴です!(左はウェーブフォールディング、右はツェナー・ソフトクリッピング・サチュレーション)。
Dual Mixing – シグナルをミックスするための2つのセクションがあります。トップの2チャンネルDCミキサーは極性ミキシングを可能にし、メインとサブのミックスでは3つの入力を、2つの独立したオーディオバスでミックスして、バランス1/4"ジャックで出力できます。
Powered Frame – システムの外側の骨格は強固なハウジングを提供するだけでなく、内部の電源調整と配電を担当します。外部から供給される12VDC電源が内部で双極性の+/-15Vに変換され、各モジュールに配分されます。DC入力と0Vグラウンドのポイントは背面の左側に取り付けられています。
すべてのモジュールはFrac-Rack規格に従っています(1.5インチの幅の倍数、5.25インチの高さ、最大1.65インチの深さ)。また、PCB素材のフロントパネルを採用しており、耐久性のある外観です。
-
4mmバナナパッチケーブルのセット
【内容】
- バナナパッチケーブル約50cm x 4本(blue/red/yellow/green 各1本)
- バナナパッチケーブル約25cm x 16本(blue/red/yellow/green 各4本)
*Banana - 3.5mmケーブルが必要な場合には別途お買い求めください
https://beatsville.jp/search?q=Banana-to-Minijack
- バナナパッチケーブル約50cm x 4本(blue/red/yellow/green 各1本)
拡張性
BugBrandのモジュラーシステムは11FW幅のケース(Powered Frame-11FW)に収納されており、本製品は11FW x 1段の構成です。本製品を基本にシステムを拡張されたい場合にはフレームの段数をカスタムで拡張可能です。
例えば新たに2段ケースに拡張してさらにモジュールを追加したい場合にはPowered Frame-11FWと2段構成用のサイドパネルをカスタムオーダーできます。電源基板は以下の写真のようになっており、電源を拡張するフレームとシェアすることができるため、電源接続の端子を外した穴に付属のケーブルを通して電源をシェアできます。
内部の電源配線(端子を外してコネクタを差し替えるだけです!)が終わったら、2段用のサイドパネルを付属のネジで止めるだけでケースを2段に拡張できます。3段ケースに拡張する場合も手順は同じです。BugBrand純正の電源ケースは、Powered Frame – 11FW(1段)と、Powered 2Frame – 2 x 11FW(2段)のものが販売されています。
*BugBrandモジュラーシステムの拡張性については、詳細の記事がございますのでこちらをご覧ください。
https://beatsville.jp/blogs/beatnik-blog/bugbrand-modular-system
◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉
*専用の電源フレームにすでにマウントされた状態で納品されます。
*工房で一台ずつハンドメイドされるシンセサイザーです。大手ブランドの工業製品とは異なるため、予めご理解のある方がお買い求めください。
*専用の製品箱はメーカーで用意されていません。一般的な段ボールの外箱で納品されます