The Suppository of all Wisdom
このモジュールはフェイズ・シフターのはずだが、あまりに風変わりな設計のため、あちこちで全くぶっ飛んだことばかり起きる。CV信号さえも使わずにそれができるんだ!
2つの興味深いフェイズシフターの設計がある。ダイオード・ストリングを可変抵抗器として使用する「Steiner Phaser」は、よく知られたSteinerフィルターや70年代の古いコンプレッサーにも見られる手法だ。
もう1つは「Lovetone Doppelganger」で、典型的な4ステージのLDRベースのフェイザーだが、フィルター・コンデンサーがステージごとに4.7n、10n、22n、47nと増えている。また、2つの変調入力があり、1つはステージ1-2用、もう1つはステージ2-4用だった。さらに、PCBに実装されたLEDとLDRを使用しており、絶縁されていないため、ステージ間で多少の相互作用があったと考えられる。
Steiner回路とLovetone回路を組み合わせ、SteinerのダイオードをLEDに置き換えて、LovetoneセクションのLDRを点灯させるのは、まったく論理的だと考え、この「The Suppository of all Wisdom」は開発された。
当初は、コンデンサーの値を変化させながら、個別出力とミックス出力で並列に動作させてたのだが、いろいろ試した結果、2つのセクションを直列にし、ステップのコンデンサーを落として10nFスルーアウトにした。
フェーズ1とCV1がステージ1-2をコントロールし、フェーズ2とCV2がステージ3-4をコントロールする。全体が1つの黒い箱の中に収まっているので、すべてが他のすべてに影響します。さらに悪いことに、オーディオがホットすぎると(もちろんヒットになるように設計した!)、LEDストリングスがオンになり、ステージ4-8のLDRに影響を与えます。ダイオード・ストリングのCVブリードスルーはよく知られた問題だが、ここではオーディオがCV回路にブリードスルーしている。
2つのFeedbackポットがあり、1つはステージ4からの信号をステージ1に戻すか、ステージ5に送る(ステージ5はすでにステージ4から同じ信号を受けているので、完全にオーバーロードしてしまう...やれやれ)。もう1つのフィードバック・ポットは、ステージ8からの信号をステージ1またはステージ4に送り返す。出力はステージ8か、ステージ4とステージ8の組み合わせであるMIX出力になります。
- 8hp