Voice-Rec-3
Gijs Gieskes "Voice-Rec-3"は、ISD1820PY ボイスレコーダーチップを使ってサウンドをプレイバックします。再生されるサウンドは自動的にループされ、ノブまたはCVでピッチ(サンプルの再生速度)を調整できます。
内蔵マイクから音声をレコーディングできます。
さらに、外部からのゲートやエンベロープでループ中のサウンドの音量を調整できるので、リズムで刻んだようなトレモロやチョップを、ピッチモジュレートと一緒にプレイできます。
シンプルながらなかなか奥深く、ローファイサウンドもたまらないGIJS GIESKES的おもちゃ感覚満載のモジュールです。
Voice-Rec-3 マニュアル
ON/OFF/ON トグルスイッチ
3ポジションのトグルスイッチは、ゲート入力に何も接続していない時には一番上のポジションにしてください。
ゲート入力にトリガーやゲート信号を接続した場合は、このスイッチは一番上側が通常のゲート、真ん中が短いゲート、下側はオフになります。
外部のエンベロープCVを入力する場合は一番上に設定すると良い結果になります。
マイク
内蔵マイクはトグルスイッチの下側の穴の下にあります。サンプルの録音はマイクから行います(ライン入力はありません)
赤いボタン
赤いボタンを押しながらマイクに音声を入力すると録音できます。録音中は右側のLEDが赤く点灯します。
黒いボタン
黒いボタンを押すとボリュームを手動でオフにできます。
黒い中央のノブ
大きい中央のノブはサンプルの再生スピードです。ピッチが変化します。
白い右下のノブ
CV入力端子に入力された信号の大きさを調整できます。
赤い左下のノブ
オーディオ・ボリュームの調整です。
左上の端子
ゲート入力です。
左下の端子
ゲート出力。レコーディングループがリセットされる度にゲート信号を出力します(信号を送ると少しボリュームが下がります)。
右上の端子
CV入力です。再生スピード(サンプル再生ピッチ)のノブのオフセットをモジュレートします。
右下の端子
オーディオ出力(モノラル)です。
仕様
- +12v (Power consumption should be not much, maybe 70ma)
- -12v (maybe 20ma?)
- Width is 6HP