Weevil Voice
BugBrandのイマジネーションの源でもある新型のWeevilモジュールを最もクリエイティブに演奏するために専用に開発されたモジュール(2Touch、2OutMix)を加えて完成した1Frameシステムです。
カオティックなWeevilデザインが活用できるよう、タッチによる演奏、そしてDDSR(Dual Digital Shift Register)による演奏も可能です。DDSRはシステムの中心としてリズム、ピッチステップ、オーディオ処理の可能性を飛躍的に拡大しています。
クロックはWeevil、Compact VCO、2Touchなどから作れるため、フレキシブルな演奏スタイルが実現できます。
FilterQAmp(VCF&VCA)、PT Delay(アナログディレイ)を組みわせることで、Weevilの生き物のように複雑なモジュレーションサウンドを、2OutMixから出力することができます!
カオティックなWeevilサウンドを想像の赴くままに拡張できる最高のコンビネーションです。
1Frame-11FWのパワードフレームに収納されたセットアップです。デスクトップが標準ですが、19″ラックマウントも可能です。セットアップ内容の変更も承ることができますのでご相談ください。
Weevil Voice構成
専用のパワーサプライと各種長さの4mmバナナパッチケーブルが同梱されているので、完成されたシステムとしてすぐにプレイできます!
Two Touch – 一対の静電容量式タッチ/プレッシャー・コントロールを備えています。それぞれの動作はまったく同じで、0~+10Vの圧力出力と、タッチイベントごとにオンまたはオフになるトグリングゲート出力(0V~+7.5V)があります)。感度は背面のトリマーで調整可能です。
Compact VCO – 小型でありながらパワフルで安定している正確なボルテージ制御オシレーターです。オーディオからサブオーディオ(LFO)レンジをカバーし、4タイプのスイープ可能な波形セレクトを特長としています。各オシレーターには、精密なチューン、ファイン調整、オクターブ切替があり、ポラライジング・エクスポネンシャルFM、1V/Oct入力、Sync入力まで備えたBugBrandを代表するオシレーターです。。
Weevil – BugBrandの歴史でもあるボルテージ制御のカオスジェネレーター/プロセッサー!2基のオシレーターのリング変調による豊かなハーモニクス、Starveノブの異次元への誘い、Driveコントロールの暴走など、あらゆるカオスとあらゆる美しさと塵と誇りと自由と宇宙が混在するBugBrandを代表するシンセサイザーモジュールです。
DDSR– デュアルチャンネルのデジタル・シフト・レジスタ。リズムジェネレーター、シグナルプロセッサー、ステップ波形のジェネレーターなど、様々な用途で利用できるコントロールの中心となるモジュール。
Filter Q Amp– 2ポールのステート・バリアブルVCFとリニアVCA、そして可変ディケイのエンベロープ・ジェネレーターを組み合わせたモジュール。フィルターをセルフオシレートさせてドラムなどのサウンドも生成できる。
PT Delay– PT2399ベースのアナログディレイ。クロックダウンすれば美しく崩壊したジッターを含むアナログサウンドを体感できる。最も美しいディレイサウンド。
2OutMix– PanとLevelコントロールをもつシンプルな出力ミキサー。Weevil Voiceで生成したサウンドをステレオ出力できる本機専用設計。
Powered Frame – システムの外側の骨格は強固なハウジングを提供するだけでなく、内部の電源調整と配電を担当します。外部から供給される12VDC電源が内部で双極性の+/-15Vに変換され、各モジュールに配分されます。DC入力と0Vグラウンドのポイントは背面の左側に取り付けられています。
すべてのモジュールはFrac-Rack規格に従っています(1.5インチの幅の倍数、5.25インチの高さ、最大1.65インチの深さ)。また、PCB素材のフロントパネルを採用しており、耐久性のある外観です。
-
4mmバナナパッチケーブルのセット
【内容】
- バナナパッチケーブル約50cm x 4本(blue/red/yellow/green 各1本)
- バナナパッチケーブル約25cm x 16本(blue/red/yellow/green 各4本)
*Banana - 3.5mmケーブルが必要な場合には別途お買い求めください
https://beatsville.jp/search?q=Banana-to-Minijack
- バナナパッチケーブル約50cm x 4本(blue/red/yellow/green 各1本)
拡張性
BugBrandのモジュラーシステムは11FW幅のケース(Powered Frame-11FW)に収納されており、本製品は11FW x 1段の構成です。本製品を基本にシステムを拡張されたい場合にはフレームの段数をカスタムで拡張可能です。
例えば新たに2段ケースに拡張してさらにモジュールを追加したい場合にはPowered Frame-11FWと2段構成用のサイドパネルをカスタムオーダーできます。電源基板は以下の写真のようになっており、電源を拡張するフレームとシェアすることができるため、電源接続の端子を外した穴に付属のケーブルを通して電源をシェアできます。
内部の電源配線(端子を外してコネクタを差し替えるだけです!)が終わったら、2段用のサイドパネルを付属のネジで止めるだけでケースを2段に拡張できます。3段ケースに拡張する場合も手順は同じです。BugBrand純正の電源ケースは、Powered Frame – 11FW(1段)と、Powered 2Frame – 2 x 11FW(2段)のものが販売されています。
*BugBrandモジュラーシステムの拡張性については、詳細の記事がございますのでこちらをご覧ください。
https://beatsville.jp/blogs/beatnik-blog/bugbrand-modular-system
◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉
*専用の電源フレームにすでにマウントされた状態で納品されます。
*工房で一台ずつハンドメイドされるシンセサイザーです。大手ブランドの工業製品とは異なるため、予めご理解のある方がお買い求めください。
*専用の製品箱はメーカーで用意されていません。一般的な段ボールの外箱で納品されます
*セットアップ内容の変更も承ることができますのでご相談ください。