Valley

After Later Audioの優れた技術力が生み出した "COCOシステム"は、それぞれが単体モジュールとして機能するだけでなく、他のCOCOシステム・モジュールと組み合わせて、自分だけの「コンプレックス・オシレーター」を構築できます。

従来のコンプレックス・オシレーターは提供できる機能は多いが、サイズが大きく、使用しない機能があるなど、非効率な部分があり、自分の目的に応じて自由にシステムをデザインできる"COCOシステム"は、とても興味深いコンセプトです。

Valleyは、ミキサー/クロスフェーダーであると同時に、極めてオーガニックな音質のウェーブフォルダー/ティンバージェネレーターでもあります。 主な機能をいくつか紹介します。

• 5ステージのウェーブフォルダー
• 2入力クロスフェーダー
• 基本波とウェーブフォールドされた信号間の出力クロスフェーダー
• 奇数・偶数倍音
• すべてのパラメーターのCVコントロール
• 接続されたCOCOオシレータのチューニングとシンク・コントロール

Valley はウェーブフォルダー (アッパーハーモニクスを追加) であり、入力ミキシング、フォールド数の制御と偶数倍音または奇数倍音の制御を提供します。 これは、Dirty Laundry のグリットで過激なサウンドとは反対のものであり、クリーンな ウェーブフォールディングを目指して開発されています。COCOシステムのコンプレックスオシレーターを構成する重要な要素になっています。

• サイズ：8hp
• 12V: 45mA
• -12V: 45mA

● COCOシステム概要
https://beatsville.jp/blogs/beatnik-blog/after-later-audio-coco

Manual

VALLEYはBUCHLA（ブックラ）スタイルのウェーブフォルダーです。単体モジュールとして使用できるだけでなく、他のCOCOシステム・モジュールとのコンビネーションによって、パワフルこの上ないサウンドシステムを構築可能です！

• ODD(奇数倍音）、EVEN（偶数倍音）クロスフェード（FUNサイド）
• 奇数/偶数クロスフェーダーのためのアッテネータ付きCV入力
• 1/2 ＆Fun/FoldブレンドのためのCV入力
• 2 つの入力は、オシレーター 1 と 2 から内部的にルーティングされています
• Syncスイッチは、OSC1 からオシレーター 2 、または 2&3 に SYNC パルス信号を送信します
• 　Trackスイッチは、OSC1 からオシレーター 2、 または 2&3 に v/oct トラッキングを送信します
• FUN/FOLDは両サイドのクロスフェーダーです
• Order はフォールディングの量をコントロールします
• ODD EVEN はフォールドのハーモニクスをコントロールします。
       オシレーター 3 の mod waveは、内部でOrder CV 入力にルーティングされています
• FUNとMIX出力