Beehive(uPlaits)
Beehive(uPlaits)はMutable Instruments"Plaits"のダウンサイジング(8HP)のクローンです。オリジナルのフルサイズ・モジュールが持つすべての機能を装備。4つの主要機能にフルサイズのノブを装備したことで、プレイアビリティのバランスが良い一台です。
Plaitsクローンモデルは、より省スペース(6HP)の KNITも用意されています。
BeehiveはオリジナルPlaitsと同じ25mm奥行で、すべりにくい質感を備えながらも、標準の1900HDaviesノブよりも操作スペースを広げることができる新しいアルミニウムノブを使用しています。
モジュールはAfter Later Audioの完璧な製造工程により精密に組み立てられ、パーフェクトなテスト工程を経て出荷されています。最高精度でのキャリブレーションを行うため高品位な測定機器を使用し、ハイレベルな製品のみをユーザーに届けています。製品にはご購入日から一年間の保証期間が用意されています。
*ご要望を多くいただきましたので、2024年出荷分から、3つ目のサウンドバンク(オレンジ)が利用できる最新ファームウェアを出荷時に予めインストールして出荷しています。
製品の特長
・ 個性的な16種類のサウンドモデルを装備するデジタルVCO
・ ローパスゲート内蔵(トリガーを入力するだけでパーカッシブサウンドを生成)
・ TIMBRE, HARMONICS, MORPHサウンドコントロール
・ 8オクターブFREQUENCY(ピッチ)コントロール
・ TIMB,LEVEL,MORPH,HARMモジュレーションCV入力
・ V/O(ピッチ)、TRG(トリガー)モジュレーションCV入力
・ MODEL(CV信号で16種類のモードをスイッチします)
・ アッテヌバーター(TIMB,MRPH,FM)
Width | 8HP |
---|---|
Depth | 25mm |
Height | 3U |
Power Consumption. | 12V: 50mA -12V: 5mA |
Warranty | 1 year from date of purchase |
最新バージョンのファームウェアV1.2を利用可能!
オリジナルのファームウェアはV1.1ですが、After Later AudioのMI Plaitsクローンは最新のV1.2にアップデートすることが可能です。
ファームウェアを更新すると従来は2色のLEDで表示されていたモードバンクに、3つ目のバンク(オレンジLED)のモードバンクが追加されます。このオレンジのモードバンクにはDX7インスパイアの32プリセットを含む6オペレータFMシンセサイザーを含んでいます。
ファームウェア(WAV音声ファイル)はこちら
https://pichenettes.github.io/mutable-instruments-documentation/modules/plaits/downloads/plaits_1.2.wav
*ご要望を多くいただきましたので、2024年出荷分から、3つ目のサウンドバンク(オレンジ)が利用できる最新ファームウェアを出荷時に予めインストールして出荷しています。
ファームウェアアップデート手順
https://pichenettes.github.io/mutable-instruments-documentation/modules/plaits/manual/#firmware
- モジュールの電源をオフにした状態で、モジュールからすべてのCV入力/出力を抜き、PCの音声出力をMODEL CV端子に入力します。FREQUENCYノブを12時方向に合わせ、左側のMODEL選択ボタンを押しながら電源をオンにします。
- ダウンロードしたWAVファイル(音声ファイル)を再生します。この音声ファイルはファックス送信音のようなノイズなのでとても大きな音が出ますので、ヘッドホンやスピーカーを接続している場合は十分に音量を小さくするか、オフにしてください。再生中にメールの通知オンなど余計な音声が流れないように注意してください。
- アップデート用のWAVファイルを再生すると、4つのLEDがメーターのように働きます(信号レベルはLEDが2または3個まで点灯していると最適です。FREQUENCYノブでゲインを調整できます。もちろん送り出し側のPCやオーディオインターフェースの音量も大切です。適宜調整してください)。他の4つのLEDはパケットの受信状況を示します。オーディオファイルが初めから最後まで正しく再生されるとモジュールが自動的に再起動します。うまくいかない場合には再度調整してやり直してください。
- 信号レベルが不十分な場合、すべてのLEDが赤色に点滅します。ボタン(A)を押して、より高いゲインで再試行します。それでも改善されない場合は、別のコンピューターやオーディオインターフェースから手順をやり直してください。また、シグナルチェーンに機器やソフトウェアの効果(イコライザー、オートゲインコントロール、FXプロセッサー)が挿入されていないことを確認してください。
ファームウェアV1.2について
両方のボタンを同時に短かく押すと(長く押すとキャリブレーションになってしまいます)、新しいオレンジモデルを有効または無効になします:このモードに入ると、従来とモードの往来方法が異なり、2つのボタンで全3モードを前後に送っていく方法になります。ずっと押していくとオレンジモードが出現し、また従来のモードへととグルしていきます。
新しいオレンジバンクには以下の8つの新モードがあります
1, フィルター付きクラシックウェーブシェイプ
(HARMO:レゾナンスとフィルターキャラクター - 優しい24dB/オクターブCCW、激しい12dB/オクターブCW、TIMBRE:フィルターカットオフ、MORPH:波形とサブレベル、OUT:LPアウトプット、AUX:12dB/オクターブHPアウトプット)。
2, フェイズディストーションとモジュレーション
(HARMO:歪み周波数、TIMBRE:歪み量、MORPH:歪み非対称、OUT:キャリアが同期(位相歪み)、AUX:キャリアがフリーラン(位相変調))。
3, 4, 5
6オペレーターFM 32プリセット
(HARMO:プリセット選択,TIMBRE:モジュレーターレベル,MORPH:エンベロープとモジュレーションのストレッチ/タイムトラベル)の2ボイス,6オペレーターFMシンセサイザー.2つの音色は、TRIG入力でトリガーを受信すると交互にトリガーされます - これには正確なタイミングのCV/ゲート信号が必要です!TRIG入力がパッチされていない場合は、1つのボイスがドローンとして再生され、MORPHノブによってエンベロープとモジュレーションに沿ったタイムトラベルが可能です。LEVEL入力はベロシティコントロールとして再利用され、各プリセットのプログラムに応じてラウドネスや音質をコントロールします。ベース/シンセ、キーボード/弦楽器/パーカッション、オルガン/パッド/弦楽器/ブラスの32種類のプリセットのうち、各モデルが異なるバンクに対応しています。
6, Wave terrain synthesis
8つの2D地形を連続的に補間するシンセシス(HARMO:地形、TIMBRE:パス半径、MORPH:パスオフセット、OUT:ダイレクト地形高(z)、AUX:地形高を位相歪(sin(y+z))として解釈)
7,ステレオフィルターとコーラス装備のストリングエミュレーション
(HARMO:コード、TIMBRE:コーラス/フィルター量、MORPH:波形、OUT:音色1&3が優勢、AUX:音色2&4が優勢)
8,コードまたはアルペジオ用の4つの可変スクエアボイス
(HARMO:コード、TIMBRE:アルペジオタイプまたはコードインバージョン、MORPH:PW/シンク、OUT:スクエア波ボイス、AUX:NESトライアングルボイス、TIMBREアッテネーター:エンベロープシェイプ)。アルペジエーターにクロックをかけるためのトリガー入力をプラグインします。
モデルのカスタマイズとオンラインエディター
V1.2の6オペレータFMはDX7 SysExフォーマットで32個のカスタムパッチの転送が可能です(内蔵バンクの1つを置き換える)。
TIMBRE入力でオーディオデータを受信して、カスタムデータをシンセシスモデルに読みます(同時に変更できる合成モデルは1つだけです)。
GoogleChromeで利用できるエディターの提供もあります(サポート対象外)