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Glo, The Polyphonic Whale 日本語マニュアル

 

Getting Started

1, 電池ボックスにアクセスするには、本体をクジラの形に見た尻尾の部分(レザーの取っ手の部分)を、本体(木製の筐体部分)をしっかりと押さえながら、手前方向に引っ張ります。木製の筐体部分と、レザーの取っ手で引っ張られるパネル部分はマグネットでくっついているので、ゆっくり引っ張ると外れます。



電池(単四電池 x 3本)を向きを正しく設置してください。その後パネルを元に戻します。ヘッドホン端子やUSB端子のあるサイドパネルは軽くは止まっているだけなので外れやすいです。外れた場合はうまく溝に戻して修正してください。電池ではなくUSB端子からも給電が可能です。

2, ヘッドホン(ミニステレオ端子)にヘッドホンを接続してください(ラインアウトとしてミキサーやスピーカーなどに接続する場合は音量を調節してください)。本機にはスピーカーやブルートゥースなどは内蔵されていませんので、音を聴くには有線接続が必要です。

3, 中央真ん中のパワーボタンを1秒ほど押します。8個のチャンネルを表す(葉っぱなどの)シンボルの上にあるLEDが一度全部点灯したらパワーボタンから指を離しましょう。すると最初のチャンネルが選ばれサウンドが再生されます。ハミングしたり周囲のサウンドを内蔵マイクに取り込みながら、本体を傾けたり、裏返したりして、サウンドの変化を確認してみましょう。(INPUTセレクトでマイク入力、ライン入力、ミュートが選択できるので、マイク入力を選択している場合はマイクが有効になります)。

4, 8個のチャンネルを表す(葉っぱなどの)シンボルがある列の真ん中にあるボタンはチャンネルボタンです。押すたびにシンボル上にあるLEDが移動してチャンネルを切り替えることができます。チャンネルによって、さらに異なるパッチのバリエーションがある場合があります。(+)または(-)ボタンを押すことで、チャンネル内のパッチのバリエーションを切り替えることができます(*チャンネル内のパッチ・バリエーションの数はチャンネルによって異なっており、パッチが1つしかないチャンネルもあるので注意してください!)

5, ボリュームを調整するには(+)または(-)ボタンを長押しして調整してください。(マイク/ライン入力ゲインを調整したい場合は後記する項をご覧ください)

6, 電源をオフにするにはパワーボタンを約5秒間くらい長押ししてください。電源がオフになるアニメーションが(葉っぱなどの)シンボルがある列のLEDで見られた後で電源がオフになります。

7, サウンドスケープをリスタートさせたい場合には、チャンネルボタンとパワーボタンを同時押ししてください。これによってディレイラインはクリアーになります。


各チャンネルの説明

EARTH
WIND
WATER
FIRE



それぞれのサウンドスケープは自然のサウンドに、コードプログレッションやメロディーを融合したものです。デジタルのレゾナント・フィルターが内蔵マイクやライン入力の外部サウンドに反応して美しく興味深いサウンドスケープを生み出します。

本体を傾けることで(傾きセンサー内蔵)エフェクト効果に変化をもたらします。さらに光センサー機能を有効にすることで(指などでセンサーへの明暗を調整し)ハープのようなサウンドに貢献できます。あるいは、アルペジエーターのオクターブをシフトしたり、テクスチャ モードでメロディック・リバーブを制御したりできます。


REVERB


4つのパッチバリエーションをもったリバーブエフェクトを(内蔵マイクまたはライン入力で)利用できます。クラシックリバーブ、3オクターブのポリフォニックリバーブ、そして風の音色がオーバーレイされたモードが2つあります。本体を傾けるとエフェクトの強さを調整できます。光センサーを有効にするとリバースディレを調整できます。


GRANULAR & DRONE


グラニュラーサンプラーは録音されたサウンドを粒状/断片化して3-27ボイスに渡ってオーバーレイし、各グレインごとにピッチシフトします。ドローンサウンドは1-32サイン、スクエア、トライアングル波で生成されます。


MI CLOUDS


Mutable InstrumentsのCLOUDSモードです。3モード、33パッチの様々なパラメーターは傾きセンサーや光センサーで制御されています。


INFINITE LOOPER


2つのループと4つの再生ヘッドが様々な速度とピッチシフトでオクターブを上下させます。本体を傾けるとミックスレシオを、本体を逆さまにするとループを逆再生にします。



LIGHT SENSOR

内蔵の光センサーを有効にするには、チャンネルボタン(下側の真ん中のボタン)を2秒間ほど長押しします。すると光センサーのある一番下の部分が赤くゆっくり点滅した後に、一定の間隔で短く点滅します(AMBIENT LIGHT & SHADOWモード)。本機の光センサーは昼間の明るさ、または特定の明るさのライトで正しく動作します。機能が有効になると一番明るい状態と、暗い状態を「自動キャリブレーション」します。光量によってモード毎に異なる要素を制御します。それはアルペジエイターのオクターブや、ストリングスのストラム、ピッチや様々なバリエーションをコントロールします。


REFLECTED LIGHT MODE

本体を上下逆さまにすると(操作パネル面を下にする)、"REFLECTED LIGHT モード"になります。チャンネル毎にリバーブ、ピッチ、オクターブなど異なるパラメーターが光量によって変化するようになります。


BINAURAL BEATS

バイノーラルビート」をアクティブにするには、"サウンドスケープのチャンネル"を選んだうえで、上部のBINAURAL BEAT BUTTONを押します。5個のバイノーラルモードがボタンを押すたびに切り替わり赤いLEDが移動します。赤いLEDを消灯するまで移動させるとバイノーラルビートはオフになります。




バイノーラルビートは、15-30分ほど目を閉じてリラックスして聴くことをお勧めします。脳に対してのワークアウトが行われるため、最初は30分を超えないように聴くようにしましょう。

  • Alpha:アルファ波は7.5Hz〜12.5Hzで、リラクゼーションに最適です
  • Beta:ベータ波は12.5Hz〜30Hzで、集中力を高めるのに最適です
  • Delta:デルタ波は0.5Hz〜4Hzで、夢を見ない深い睡眠に最適です
  • Theta:シータ波は4Hz〜7Hzで、深い瞑想を達成したり、想像力のブーストを助けます
  • Gamma:ガンマ波は30Hz〜100Hzで、メンタルを明瞭にしてフォーカスすることを助けます


INPUT SELECT

パワーボタンを長押しすると「入力設定画面」に入ります。
注意)長く押し続けるとそのまま電源をオフにするモードに入ってしまうので、LEDのアニメーションを見て適切な時に指を離してください。その後(+)と(-)ボタンを長押しして、現在選択されているチャンネルの「入力レベル」を調整できます。


また、「入力設定モード」の時に、下側中央のチャンネルセレクトボタンを短く押すと、「入力ソースの選択」ができます。内蔵マイクや外部ライン入力の音がでない場合は、まずはこの設定を確認するようにしてください。下図のように、両外側のLED点灯が内蔵マイクロホン有効、両側真ん中2つのLED点灯が外部ライン入力が有効、中央に一番近い2つのLED点灯が入力ミュート(無効)です。



さらに、「入力設定モード」の時には、ボリュームボタンでイコライザー(EQ)の設定が可能です。(-)で低域をステップ単位でイコライジング、(+)で高域をステップ単位でイコライジングします。最後のステップはEQバイパス(デフォルト設定はバイパスです)になります。

さらに、「入力設定モード」の時には、バイノーラルボタンで入力の3Dステレオの拡がりを50%、100%、OFFで設定できます。


「入力設定モード」を終了するには、パワーボタンを短く押してください。


CHANNEL SETTINGS

パワーボタンを短く押すと、全ての黄色いLEDが点灯してCHANNEL SETTINGSがアクティブなことを示します。

「チャンネル設定モード」時には以下の設定ができます。

  • (+)を短く押す:ディレイを設定します
  • (-)を短く押す:ディレイを無効にします
  • (-)または(+)を長押しする:ディレイのファインチューニングを行います
  • チャンネルボタンを短く押す:コードプログレッションをランダマイズさせます
  • バイノーラルボタンを短く押す:チューニングを440Hzと432Hzで切り替えます


*これらのボタンは、コード進行とディレイを使用するチャンネルではこのように機能します。

例えば、ドローン・サウンド・エンジンでは、バイノーラルが波形(サイン、スクエア、トライアングル)を選択し、チャンネルがすべてのパラメーターをランダム化します。


How to record your Glo ?

デジタルノイズや干渉を最小限に抑えるため、出力ボリュームは十分に大きく、レシーバー側では小さく設定してください。


Factory Reset

何かがうまくいかないと感じたら、全てのセッティングのリセットを試してください。
パワーボタンと(+)ボタンを5秒間同時押しすると、工場出荷時の設定にファクトリーリセットできます。























 

 


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