パネルコントロール詳細
ボタン
コントロールは、3つの異なる色に光る3つのエリアに分かれています。
A:オレンジ色に光るエリア
オレンジのボタン1-16はメインのコントロール・エレメントです。
Step
クラシックなステップ・シーケンサーです。
Tap
指でタップすることでリアルタイムにステップを記録できます。
Mute
トラックのミュートを制御できます。
Clock Reset
トラックごとのクロックリセットを行います
Length
各トラックの長さを調整します。
Direction
プレイされるシーケンスの方向を調整します。
Autoclock
外部クロック、または内部クロックの切り替え
Write
現在のステータスを書き込みます。
Euclidean
ユークリッド関数を用いたビートを作り出します
Random
トラックにランダムなトリガーを追加します。
Fill
パターンに連続したフィルを与えます
Perform
パターンセットを演奏します
Offset
パターンをシフトします
Values
トラックのパラメーターを調整します
Delete
全てをデリートします
Util
セットアップに関する各種設定を行います
B:白色に光るエリア
白いボタン1〜8のエリアは、編集モードでの操作をサポートします。シフトボタンを組み合わせて同時押しすると、パターンの1〜8を選択します。
C:青色に光るエリア
青いボタンの列はシーケンサーのファンクションキーです。
Play
シーケンサーのスタート/ストップ
Presets
プリセットの呼び出し、保存、消去
Copy
シーケンス、またはパターンをコピーします
Modes/Patterns
モードまたはパターンを選択します
入出力端子
SWT16 +の接続は、2つの異なるセクションに分かれています。
D:トラック・アウトプット
上部にある16個のトリガー出力端子は、16の異なる出力トラックに割り当てられています。
これらの出力をドラムおよびモジュレーションモジュールのトリガー入力に接続します。
E:リセット・インプット
一番下の左側の端子はリセット信号用の入力です
F:クロック・インプット
一番下の右側の端子はクロック信号用の入力です。外部シーケンサーなどからのクロック信号やLFOを入力可能です。SWT16は内蔵クロックまたは外部クロックの両方で動作可能です。
Create
上方の段はパターンをプログラムするための機能が配列されています。 ここでは、パターンをステッププログラムしたり、ユークリッドリズムジェネレーターを使用したり、オンザフライでプレイしたり、ランダムなパターンを自在に生成することができます。
Step
シフトボタンを押しながらステップボタンを押すとステップモードに切り替わります。
次に1~16のオレンジのボタンを押して編集したいトラック選択します。
すると選択トラックのステップ・エディターが表示されます。
ステップモードでは、クラシックなTR系ドラムコンピューターのように直感的な操作で、トリガートラックを自由にプログラミングできます。
トラックの長さに応じてオレンジ色のボタン1〜16を使用してステップを設定できます。そのトラックに複数の小節がある場合は、白いボタン1〜4を使用して小節を切り替えることができます。また点滅する白いボタン5~8は、シーケンサーが演奏されている時に、現在どの小節が演奏されているかを示しています。
再度シフトボタンを押すと、新たなトラックを選択できるモードに戻ります。
コピーボタンを押しながら、コピー元のバーを選択し、次にデータのコピー先のバーを押すと複製が可能です。
Euclidean Rhythm Generator
シフトボタンを押しながらユークリッドリズム・ジェネレータのボタンを押すと、このモードに切り替わります。
ユークリッドのリズムジェネレーターは様々なクリエイティブなリズムパターンを生成できるモジュラーシンセ定番のツールです。これは紀元前300年頃に初めてユークリッドが説明した理論に基づいています。
このユークリッドパタンのジェネレーターは、そのトラックにすでに記録されているトラックパターンがある場合にはそれを上書きします。
パラメーターのsteps、offset、およびlengthで構成されているアルゴリズムを介してステップを配置します。
上の図は、パラメーターがパターンをどのように変更するかを示し杖います。
各アルゴリズム・パラメータの設定は白いボタン1〜3で選択が可能です。
Steps(ステップ数)
1番めの(1番左側の)白いボタンを押し、オレンジ色のボタンで1〜16のステップ数を設定できます。
Offset(オフセット)
2番めの(左から2番目の)白いボタンを押し、オレンジ色のボタンで1〜16のオフセット数を設定できます。
Length(パターン長)
3番めの(左から3番目の)白いボタンを押し、オレンジ色のボタンで1〜16のパターン長を設定できます。
Pattern View(パターンビュー)
4番めの(左から4番目の)白いボタンを押すとパターンのアルゴリズムが変化するのを視覚的に確認することができます。
シフトボタンを押すと通常のトラック選択画面に戻ります
Tap
シフトボタンを押しながらタップボタンを押すことで、このモードに切り替えます。
タップモードでは、パターンをリアルタイム入力でプログラムできます。16個のキーはそれぞれ1つのトラック(1-16)を表しています。シーケンサーの演奏中にボタンを押すことでパターンをリアルタイムでプログラムできます。タップ入力は自動的にクロックにクオンタイズされます。操作に慣れればパターンをプログラムするのに最適な方法です。
白いボタン1〜3を使用すると、次の機能にアクセスができます。
Record(パターン録音)
1番めの(1番左側の)白いボタンを押し、リアルタイム・レコーディングしたい1-16のオレンジ色のボタンをタップしてステップをプログラミングします。
Just Play(プレイのみ)
2番目の白いボタンを押して、オレンジ色のボタン1〜16でトラックをリアルタイムに演奏できますが、ステップはプログラミングされません。
Delete Track(トラックの削除)
3番目の白いボタンを押してから、削除したい1-16のトラックのオレンジ色のボタンを押します。 誤って削除していないことを確認するための確認プロンプトが表示されます。このプロンプトはutilモードにて無効にすることもできます。 削除プロセスはRAMメモリでのみ行われることに注意してください。
変更を保存するには writeを使用する必要があります。
Random
シフトボタンを押しながらランダムボタンを押すとこのモードに切り替えることができます。
このモードでは、シーケンサーを様々なランダム・パターンで演奏させることができます。
オレンジ色の各ボタン(1-16)は、それぞれのトラックを表しています。ランダム性を与えたい対象のトラックキーを押すと、現在のトラックパターンがランダムパターンに置き換えられます。
白いボタン1〜4を使用して、ランダム性の適応量を25〜100%に設定できます。トリガー多め、少なめなどの条件を白いボタン1~4でトラックごとに選んでから、希望のトラックのボタンを押す度に、希望通りのランダムトリガーを得ることができます。ある程度のトリガーの割合は希望通りに選択でき、そのうえでランダム性を与えてくれるため、演奏力が抜群に高くなります。
Performance
2行目に配置されている機能ではパターンを一時的に変更できます。
パフォーマンスモードでパターンをミュートしたり、フィルを作成したり、トラックをリセットしたり、多くの機能の組み合わせを1ページで操作できるパフォーマンスモードではシフトボタンを使わずに8つのパターンを切り替えることもできます。
コピーしたいパターンを選び、コピーボタンを押しながら、データをコピー先のパターンをに複製することも可能です。
Mute
シフトボタンを押しながらミュートボタンを押して、このモードに切り替えます。
ミュートモードでは、トラックをミュートしたり、ミュートを解除したりできます。 16個のボタンをトラックごとにアクティブまたは非アクティブに設定できます。
Fill
シフトボタンを押しながらフィルボタンを押して、このモードに切り替えます。
フィルモードでは、連続的なトリガーを追加できます。 16個のキーはそれぞれのトリガートラックに相当します。
対象のトラックのボタンを押し続けている間だけ、現在のパターンが一時的に連続トリガーに置き換えられます。
Clock Reset
シフトボタンを押しながらクロックリセットボタンを押して、このモードに切り替えます。
クロックリセットモードでは、各トラックのクロックを個別にリセットする事が可能です。 16個のキーはそれぞれのトリガートラックを表しています。対象のボタンを押したままにして、クロックをリセットします。
Perform
シフトボタンを押しながらPerformを押して、このモードに切り替えます。
このモードは、多くのモードを1つのページにまとめたもので、ライブパフォーマンスでの使用に最適化されています。一度に4つのトラックにアクセスでき、各列は1つのトラックを表しています。
画面には4つのトラックが並んで表示されています。4段目のボタンを使用して、トラック1〜4、5〜8、9〜12、および13〜16を切り替えすることもできます。
オレンジボタンの1行目はトラックをミュートします。
2行目は、パターンを一時的にFill(連続トリガー)に置き換えます。
3行目は、それぞれのトラックのレコードモードをアクティブにします。タップモードは一番上の行にあり、パターンをその場で演奏してプログラムできます。レコードモードでは2行目のボタンを使用してトラックを削除することもできます。
本当に削除してもよいかを確認する確認プロンプトが表示されます。本当に削除したい場合は白いボタンの1つを押し、キャンセルしたい場合はオレンジ色のボタンの1つを押します。このプロンプトは utilモードで無効にすることもできます。
削除プロセスはRAMメモリでのみ行われることに注意してください。 変更を保存するには、プリセットを writeする必要があります。
録音モードを終了するには、3行目のボタンを押します。
Track Setting
3行目のスイッチ列に配置されている機能では、ステップ長、クロックデバイダー、パターンオフセット、再生方向、ステップリセット、ゲートタイプなどを設定できます。
Length
シフトボタンを押しながらlengthボタンを押して、このモードに切り替えます。
このモードでは、各トラックの長さを個別に設定できます。 対応するボタンを押してトラックを選択します。 オレンジ色のボタンは、バーにごとのステップ数を 1〜16ステップの間で調整できます。
Bar length
白いボタン1〜4を使用して、パターンの小節数を1小節~4小節の間で決定できます。例えば16ステップめのオレンジボタンを押してから、一番左の1番目の白いボタンを押せば、クラシックな16ステップのパターンが作成されます。64ステップ全体を使用したい場合には、16ステップめのオレンジボタンを押してから、4番目の白いボタンを押します。パターンのバーを増やすと、オリジナルのパターンが新しいバーに自動的にコピーされます。
Clock Divider
白いボタン5〜8を使用して、トラック個々のクロックデバイダーを1〜4のレシオに設定できます。デフォルトでは、各トラックは新しいクロック信号に到達する毎にトリガーされます。トラックごとにデバイダーのレシオ設定をすることで、パターンをマスタークロックの最大4倍まで拡張できます。Lengthのリセットがアクティブになっている場合、トラックの個々のクロックはマスタークロックの最初のステップで再開されます。
Offset
シフトボタンを押しながらOffsetボタンを押して、このモードに切り替えます。
オフセットモードでは、トラックのステップをシフトできます。 最初の白いボタンを選択するとステップを左に移動します。 2番目のボタンを選択するとステップを右に移動します。 次に、オレンジ色のキー1〜16を押すと、それぞれのトラックが1ステップシフトされます。 これを繰り返し押すと、パターンはさらに1シフト進みます。
Direction
シフトボタンを押しながらdirectionボタンを押して、このモードに切り替えます。
このモードでは、トラックの進行方向を逆にすることができます。 オレンジ色のボタン1〜16を押して、トラックの再生方向を反転させます。
Values
シフトボタンを押しながら Valueボタンを押して、このモードに切り替えます。
このモードでは、各トラックのさまざまなパラメーターを変更できます。 白いキー1〜8を使用して、それぞれのパラメータを選択します。
1. Length Reset
1番目の白いボタンを選択してパターン長のリセットを設定します。
Lengthのリセットをアクティブにすると、マスタークロックの最初のステップごとにパターンがリセットされます。 16個のオレンジ色のボタンはそれぞれのトラックを表しています。 長さのリセットを切り替えるには、対象トラックのボタンを選択または選択解除します。
2. Gate
2番目の白いボタンを選択して、ゲートタイプを設定します。
この設定では、2つ以上の連続するステップを1つの長いゲートに結合するか、各ステップでそれらをリトリガーするかのどちらかを選択できます。 16個のオレンジ色のボタンはそれぞれトラックを表しています。 ゲートタイプを切り替えるには、そのうちの1つを選択または選択解除します。
3. Invert Gate
3番目の白いボタンを選択して、ゲート反転を選択します。
トリガーとして電圧の降下を必要とするモジュールがある場合には、ここで適切な設定を行うことができます。
16個のオレンジ色のボタンはそれぞれのトラックを表しています。
反転ゲートを切り替えるには、そのうちの1つを選択または選択解除します。
4. Coin
4番目の白いボタンを選択するとコインパラメータ機能を選択可能になります。コインパラメータ機能は、コインを投げるときと同じように、ステップがトリガーを出力するか、しないかを各ステップごとにランダムに決定します。16個のオレンジ色のボタンはそれぞれトラックを表しています。コインパラメータを切り替えるには対象のトラックの1つを選択または選択解除します。これは演奏にランダム性を与えたい際に強力なツールになります。
5. Trigger Mod
5番目の白いボタンを選択すると、トリガーモジュレーションに移動します。
この機能を使用すると、単純なステップが短い矩形波LFOになり、ステップが再生されている限り常にトリガーされるようになります。トリガーモジュレーターではフラムロールのようなパターンを演奏できるようになります。
オレンジ色のボタンでトラックを選択します。 次に、キー1〜16の間でモジュレーションの速度を選択できます。値1は通常のステップ用で、値2〜16はモジュレーションの速度を下げます。 シフトボタンをもう一度押して、トラックの選択に戻ることができます。
6. Output
6番目の白いボタンを選択すると、出力ルーティングに移動します。
この設定により、実際のトラックとマージされる追加の出力に各トラックをルーティングできます。 まず、オレンジ色のボタン1〜16でトラックを選択します。点灯するボタンは固定されている出力です。 ボタン1〜16を使用して別の出力を選択すると、信号がその出力にルーティングされるようになります。
7. Values Reset (Track)
7番目の白いボタンを使用すると、1つのトラックのValues値をリセットできます。 オレンジ色のボタン1〜16でトラックを選択すると、設定がリセットされます。
8. Values Reset (All)
8番目の白いボタンを使用すると、すべてのトラックのValues値をリセットできます。
Sequencer Setting
4行目に配置された機能では、シーケンサーのパラメーターを変更できます。 内部クロックまたは外部クロックのいずれかを選択し、トラックとパターンを削除、メモリへの書き込み、またはutilメニューでさまざまな機能を選択できます。
Autoclock
シフトボタンを押しながらオートクロックボタンを押して、このモードに切り替えます。
オートクロックモードでは、内部クロックと外部クロックを切り替えることができます。
最初のオレンジ色のボタンが点滅すると、外部クロックがアクティブになります。 再度ボタンを押すとインターナルクロックをアクティブにします。
インターナルクロックが選択されている時、ディスプレイのボタンの点灯が、大きなオレンジ色のプラス記号と、白いマイナス記号を形成しています。
オレンジ色のプラス記号の中のいずれかのボタンを押すとテンポが速くなり、白いマイナス記号を押すとテンポが遅くなります。
左下のplayボタンを使用すると、インターナルクロックを開始または停止できます。
Delete
シフトボタンを押しながらデリートボタンを押して、このモードに切り替えます。
デリートモードでは、現在のプリセットから各トラックとパターンを削除できます。トラックまたはパターンを押して削除します。
削除時には確認プロンプトが表示されます。 本当に削除を実行したい場合は白いボタンの1つを押し、キャンセルしたい場合はオレンジ色のボタンの1つを押します。 このプロンプトは、 utilモードで無効にできます。 削除プロセスはRAMメモリでのみ行われることに注意してください。 変更を保存するには、プリセットを writeする必要があります。
Write
シフトボタンを押しながら Writeボタンを押して、このモードに切り替えます。モジュラーシステムの電源を切った後も設定が失われないように、シーケンサーの現在のすべてのパターンをメモリに書き込むことができます。
Util
シフトボタンを押しながら utilボタンを押して、このモードに切り替えます。
ユーティリティモードでは、システム全体の様々な設定を行うことができます。
Auto Reset
1番目のボタンで決定します。しばらくの間クロック信号がなかった場合に、シーケンサーをステップ1から再開するかどうかを選択します。
Tap Play
2番目のボタンで決定します。タップがリアルタイムで鳴るか、タップモードで録音するときにクオンタイズするかを設定します。 これはタッピングにのみ適用され、ステップはクオンタイズされて記録されます。
Low Latency Mode
3番目のボタンで決定します。シーケンサーのレイテンシーを設定します。 シーケンサーは、すべてのステップを計算して出力するのに約2ミリ秒かかります。 この時間を0.45msに減らして、先読み計算を有効にすることができます。
AutoRun
4番目のボタンで決定します。外部クロック信号を検知した際にシーケンサーをスタートさせるするかどうか、または再生ボタンを押すことでシーケンサーをマニュアルで動作させるかどうかを決定します。
Confirm Delete
5番目のボタンで決定します。何かを削除する前に確認プロンプトが必要かどうかを指定します。 これにより、トラック、パターン、またはプリセットが誤って削除されるのを防ぐことができます。
Instant Pattern
6番目のボタンで決定します。パターンの変更を直接行うか、現在の小節を通過した後にのみ行うかを切り替えます。
Debug Mode
デバッグモードでは、すべてのトリガー、ボタン、およびLEDが機能するかどうかを確認する点検用モードです。
ボタン13を押すと、シーケンサーが停止します。 次にボタン1〜16を押すと、それぞれのランプが点灯し、対応するトリガーがトリガーされます。
このモードを終了するには、Shift +ボタン13を押したままにします(デバックモードから抜けられない場合には一度電源を切ってリセットしてください)
これを利用して、シーケンサーを16トリガーパッドに変えることもできます。単純にパッドを叩くとトリガー信号を出力します。
Factory Reset
Utilモードでプリセットボタンを押し続けると工場出荷時の状態へのリセットが実行されます。 点滅するFが表示されます。 Fを押してリセットを実行します。 すべてのデータが全て削除されることに注意してください!
Presets
プリセットボタンを押しながら他のボタンを押すことでプリセットモードを操作できます。
SWT16 +は、最大16個のプリセットを保存できます。 これらのプリセットには、16トラックのすべてのパターンと設定、およびシーケンサー設定が含まれています。 プリセットボタンを押し続けると、これらのプリセットにアクセスできます。 オレンジ色のボタン1〜16がメモリの場所です。 白いボタンを使用すると、これらのメモリ位置をロード、保存、または削除できます。
ヒント
SWT16+では、1つのプリセットに最大8個のパターンを作成できます。そしてそのプリセットを最大16個保存できます。
「パターン」は白いボタン1-8に割り当てられます。各プリセットを保存するには、シフトボタンを押しながら Writeボタンを押して保存します。
「プリセット」のロードとセーブは以下に説明します。
Load
プリセットボタンを押しっぱなしにしている間、白いボタンの1〜3が光っていると思います。また現在ロードされているプリセット番号はオレンジ色のボタンの点滅で確認できます。
プリセットボタンを押しながら白いボタン1を押すと、プリセットロードを行うことができます。白いボタンを押した後に、今度はプリセット番号1〜16を示すオレンジ色のボタンを押します。プリセット2をロードしたい場合にはオレンジ色のボタンの2番目を押すということです。この時プリセットボタンはロードが完了するまで押しっぱなしにしてください。ロードされる際に白いボタンの2列と青いボタン1列がアニメーション点滅します。
Write
プリセットボタンを押しながら、今度は白いボタン2を選択して、その後にプリセットを保存したい番号のオレンジ色のボタンを押します。この時プリセットボタンはセーブが完了するまで押しっぱなしにしてください。セーブされる際に白いボタンの2列と青いボタン1列がアニメーション点滅します。
この機能を使用すれば、既存のプリセットのコピーを別の場所に保存することもできます。 まず、プリセットをメインメモリにロードし、新しい場所に保存するだけです。
*シーケンサーの現在の状態を現在のプリセットに保存したい場合には、前途した、シフトボタンと書き込みボタンを使用することができます。
Delete
プリセットボタンを押しながら、今度は白いボタン3を選択して、その後にプリセットを削除したい番号のオレンジ色のボタンを押します。
誤って何かを削除していないことを確認するための確認プロンプトが表示されます。 本当に削除したい場合は白いボタンの1つを押し、キャンセルしたい場合はオレンジ色のボタンの1つを押します。 このプロンプトは、 utilモードで無効にできます。
About
SWT16 +は、トラック毎に最大64ステップ×16トラックのクリエイティブなステップシーケンサーです。最大8個の異なるパターンを作成し、合計16個のプリセットに保存することができます。
リアルタイムに変化をつけられるユークリッドやランダム、リアルタイムタップ、フィルやクロックリセット、自在のポリリズムのためのトラック毎のステップ長、ランダムバリエーションとしてのコイントス・・など、ユーロラックモジュラーで必要とされるすべての機能を搭載しています。
それらの全ては、TR系のドラムマシンのような直感的な操作によってプログラムでき、ライブでも迷うことのない簡単な操作で演奏しながら、すべてのグルーブを変化させていくことができます!
さらにドラムサウンドのトリガーだけでなく、エンベロープやその他のモジュレーションソースにも使用できます。
robaux SWT 16+には、シーケンサーがリズムを作成して、音楽をクリエイティブなレベルへ導くための多くの方法が用意されています。
シンプルな操作で、最大限のクリエイティブを導き出す、完璧な機能性を提供できる唯一のシーケンサーモジュールです。
ドイツの都市ハンブルグで開発される素晴らしい回路設計、そして美しく機能的なプロダクトデザインが貫かれた製品です。
Installation
SWT16には、±12Vの電源(2x5ピンコネクタ)が必要です。 リボンケーブルの赤いストリップ(-12V側)は、ボードの「赤いストライプ」マークと同じ側に向ける必要があります。 消費電流は約70mA(+12Vレール)です。
Specsheet
- 消費電力:60 mA +12V
- サイズ:20HP (30mm deep)