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Bugbrand / PT Delay Standard 日本語マニュアル

マニュアル

BugBrand PT Delayは、Princeton TechnologyのPT2399 DigitalDelayチップを中心に構成されています。PT2399はベーシックなディレイエフェクトを簡単に実装することができますが、アナログ回路を丁寧にサポートするブランケットに包まれた時にのみその芳醇な輝きを放つことができます。アンダークロックした時の狂気のサウンドも含めて、数年の歳月をかけて進化したPT Delay Standardは、最高に魅力的で触覚的なディレイ・プロセッサーとなっています。

 

 

Input Section:

入力はモノラルの電子バランス 1/4"ジャックで、一般的なラインレベルの信号用に設計されています。ゲインステージは最大 20dB の増幅を提供し、多様な入力信号に対応します。このセクションには3段のサチュレーション/クリッピングステージが搭載されています。一般的な使用方法としては、まず、クリッピングが発生し始めるまでInput Gainを調整してから、コントロールを少し戻して十分にクリーンなヘッドルームを確保すると良いでしょう。入力インピーダンスは20kオームです。

 

Delay Drive / Feedback:

ブロックダイアグラムで見られるように、フィードバックパスもこのステージでまとめられます(DelayOutソケットから正規化されています)が、フィードバックレベルコントロールとミュートスイッチを使用します。クリップステージは、Delayチップ入力へのオーバーロードを防ぎ、オーバーロードしたフィードバックドライブをサタレートします。


コンディショニングされた入力信号は、Delay Drive コントロールと関連する Muteswitch を経て Delay コアに渡されます。これらのコントロールを使用すると、入力フィードレベルを「演奏」してDubスタイルのエフェクトを楽しめます。ブロック図に示されているように、フィードバックパスもこのステージでミックスされ(DelayOut端子からこの信号を取り出すこともできます)、再びフィードバックレベルコントロールとミュートスイッチが使用されます。 クリップステージは、Delayチップ入力へのオーバーロードを防ぎ、フィードバックドライブを飽和させることができます。

 

 

Delay Core & Control:

PT2399コアからのディレイタイムは、2つのソースからCV制御されます。メインのディレイタイムは、CV入力を介して外部コントロールCVと組み合わせられ、極性スイッチ付きのCV Mod Depth制御で調整できます。ディレイタイムのコントロールを単独で使用すると、約35msecから2secのディレイタイムをカバーできます。短く美しいディレイサウンドは、ダイヤルの範囲を最大で1時(約300ミリ秒のディレイタイム)までカバーし、このポイントを超えると、ディレイ音は「アンダークロック」のエリアに入り、特徴的なノイジーなトーンになります。入力がない場合でも、極端な設定ではバックグラウンドのデジタルファズが発生します。CV入力は、5から10Vのピークtoピーク(最大推奨+/- 10V)および標準的なCV信号用に設計されています。外部からのモジュレーション信号は、メインのディレイタイムコントロールによって設定された電圧と合計されます。

外部機器からのCV信号をを使用するとディレイタイムを2秒より長くすることもでき、さらにグリッチなデジタルノイズが発生する可能性があります。 CVの極性スイッチにより、入力CVを反転またはミュート(センターオフ位置)できます(ディレイタイムのレスポンスはノンリニアーで、完全な1V / Oct応答ではないことに注意してください)。

*もしユーロラックシステムなどの3.5mmミニジャックと本機のCV入力(バナナプラグ)を接続したい場合には、BugBrand製のInterface Cableの使用がお勧めです。BugBrand製のInterface Cableはパネル上のCV IN端子と、背面のGROUND端子の両方に接続でき、反対側が3.5mmミニジャックになっている『Yケーブル仕様』となっているため確実な配線が可能です。

参考)バナナケーブルは仕様上(1芯ケーブル)共通アースがないと信号が流れません(PTdelayとユーロラックシステムが同一のミキサーに接続されているなどの場合でも共通アースは確率できます)。

 

EQ:

ディレイコアの後段には、イコライザーセクションがあり、ローカット(ハイパス– 20Hz〜1.4kHz)とハイカット(ローパス– 400〜20kHz)フィルターがあり、ディレイ信号(およびフィードバック動作)を加えられます。 このセクションはディレイサウンドに素晴らしいキャラクターを加え、デスクトップのパフォーマンスに最適化された素晴らしいものです。テープディレイのような温かいアナログサウンドから、過激なフィルタリングまでコントロール性に優れています。またディレイタイムを極端に長くした狂気的なサウンドでも、一部の高周波をカットすることにより手なずけることができます。

注意:ローカットは完全に反時計回りで、ハイカットは完全に時計回りの状態がパススルー(フィルターエフェクト効果なし)の状態です。

 

OUTPUT:

EQの後で、ディレイ信号はDelay OutとOutput Mixセクションに分割されます。 Delay Out(バッファリング)はディレイ信号のみで、Feedback inputに標準でノーマライズ(内部接続)されています。 このノーマライズは、プラグをFeedback inputジャックに挿入されると解除されます。 これはこのポイント間に外部プロセッサ(リバーブ、フィルター、歪エフェクトなど)を挟み込むことで、ディレイ音にのみエフェクト処理を追加できるためのものです。

ミックスセクションでは、ドライ信号(ポストインプットゲイン)とウェット(ディレイ音)信号のブレンドが可能で、通常のラインレベルでモノ1/4インチジャックに出力されます。両方の出力はインピーダンス=100オームです。

 

OUTPUT:

EQの後で、ディレイ信号はDelay OutとOutput Mixセクションに分割されます。 Delay Out(バッファリング)はディレイ信号のみで、Feedback inputに


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